青汁マイスターとはどんな資格?合格率は?受講してきた

青汁マイスターとはどんな資格?合格率は?受講してきた
世の中には、とても沢山の資格があります。
それは、公的機関が実施する国家資格を取得するための国家試験であったり、趣味のスキルアップとして取得することが出来る民間資格だったりと様々です。

中には、「資格を取ることが趣味!」という方もいらっしゃいますよね。

実は青汁にも資格があったんです。「青汁マイスター」という資格です。青汁マイスターとはどんな資格なのか?合格率はどのくらいなのでしょうか?

『マイスター』という資格

「コーヒーマイスター」とか「きのこマイスター」なんて聞いたことがあるでしょうか?

その物事について詳しい知識を持っている人を位置づける資格。
「◯◯マイスター資格取得」と、名刺や名札に一言添えてあるだけで、仕事にも信憑性と頼り甲斐が生まれますよね。

そのマイスターの資格が、実は青汁にもあるんです。
その名は、もちろん『青汁マイスター(R)』です。

そもそも『マイスター』って?

よく耳にする言葉ですが、どういう意味なのでしょか?

マイスター、綴りは「Meister」。これはドイツ語です。
これをフランス語に言い換えると「Maestro」。読み方は「マエストロ」。
そして、英語では「Master(マスター)」。

どれも、とても聞き慣れた言葉ですね。

日本語にしてみると、マイスターは「名人」、マエストロは「名匠・巨匠」、マスターは、日本では「主人・責任者」といった意味で使われることが多いように思いますが、この場合は「熟達(熟練)すること」といった意味で使われます。

微妙にニュアンスが違ってくるのも面白いところですが、どれも「その筋の知識や技術に長けた能力を持っていると認められた人」ということは間違いないようです。

青汁マイスターの資格

では、『青汁マイスター(R)』の資格とはどんなものなのでしょうか?

1) 青汁マイスターの資格

様々な食品に含まれる体に良いとされる栄養素の発見や、どれを買えばいいのか困ってしまうほど沢山の種類が発売されているサプリメントに、手を変え品を変え情報が流れるダイエット方法。

健康に関する情報を目にしない日が無い程に、健康意識が高い日本。
にも拘らず、肥満や高血圧などの成人病が影を潜める気配もなく、更には、野菜の摂取量は相変わらず減少し続けているのが現状です。

なんと、1985年に比べ、2010年の成人1人当たりの1日の野菜摂取量は2割も減少しているのです。

そんな野菜不足の現状を解決する方法の1つとして青汁の持つ力に着目し、これを通じて野菜の大切さを学びつつ、その重要性を広く世の中に語ることが出来るスペシャリストを育てるべく、実施されたのが『青汁マイスター(R)』の資格制度です。

2) 一般社団法人 青汁マイスター協会の設立

この資格制度を運営しているのは『一般社団法人 青汁マイスター協会』という民間の団体です。
つまり、この青汁マイスターの資格は、国家資格ではなく民間資格です。

一般社団法人 青汁マイスター協会は、2012年4月に前身となる『青汁マイスター(R)資格制度運営委員会』を設立し、同年6月には東京・大阪に於いて、『第1回青汁マイスター(R)』認定試験、及び講座を開催。

更に、同年11月に第2回を開催し、翌2013年2月に『一般社団法人 青汁マイスター協会』が設立されました。

2015年8月までに、7回の認定試験・講座を開催し、資格制度の普及を目指しているということです。

3) 講座と認定試験

・受験料:5,000円(税込み)受験当日支払
・受験資格、条件:特になし

青汁マイスター協会のHPで、受験日、会場が告知され受講者の募集が開始されますので、専用の応募フォームで、まずは申込みです。

・受講時間:1時間30分

講義で使用されるテキスト等も当日配布されるようで、事前に購入の必要はありません。

講義では、日本人の野菜不足の現状や、青汁の歴史、青汁に含まれる栄養素や、その機能性、青汁のレシピや自家製青汁についてといった内容を学びます。
18ページ程度のテキストの中には、ギッシリと青汁についての知識が詰まっているようです。

また、大麦若葉、ケール、ヨモギ、ゴーヤ等、色々な種類の原料を使った青汁のテイスティングなどもあるのだそうで、資格制度運営委員会設立当時の試験では、このテイスティングによりソムリエ資格の認定も行っていたようなのですが、現在は講義内でのテイスティングのみとなっているようです。

・認定試験:40分

1時間30分の講義後、休憩を挟んで認定試験が行われます。

18ページ程度のテキスト、と侮っていると意外に記述式の問題が多いらしく、苦戦を強いられることになるかもしれませんよ!
講義はしっかりと聞き、必要であればメモをとっておくなどした方がよさそうですね。

これが終われば、青汁マイスター(R)の認定試験・講座は修了となります。

民間資格ということもあり、ハッキリとした合格率は公表されてはいないようですが、侮ることなく、きちんと講義を受講していれば資格の取得は、そう難しいことではないようですよ。

半日あれば受けることが出来る試験ですので、仕事で忙しい合間でも時間を捻出することが出来るのではないでしょうか?

4) 晴れて青汁マイスター(R)認定

認定試験に合格すると、後日合格通知と共に、認定証、認定カードそして、名刺に貼り付けて使用できる『青汁マイスター(R)』ロゴシールを受け取ることが出来ます。
自社製品のPRなどの営業活動に、大いに役立ってくれそうですよ。

もちろん、ロゴシールだけではなく名刺を新調する際には直接印字しての表記もOK!です。

青汁の認定商品もある!

一般社団法人 青汁マイスター協会が行なっているのは、青汁マイスターの認定だけではありません。

青汁マイスター協会に申請し、そこで行われる審査により原料の安全面など、協会が定める厳しい基準をクリアした商品には、『認定商品』として協会認定のロゴマークをつけて販売することが出来るのです。

第一号商品として日本薬健の『金の青汁』シリーズが既に認定されています。

今後の展開

協会では、青汁マイスター(R)としてのスキルアップ講座やセミナーの開催なども検討されているようです。

なかなか一筋縄では改善されない野菜不足の解消の力となるように、青汁の良さがもっと広がるといいですね!

⇒一般社団法人「青汁マイスター協会」公式サイト

青汁マイスター講座と認定試験を受けてきました

青汁マイスター講座と認定試験を受けてきました
東京にて青汁マイスター講座&認定試験が開かれるということで、青汁部のレビュアーであるわたくし「若山」と「ふたごさん」の2名で受講してきました。

当日の受講者は約20~25名ほどでした。

机も4人がけのものを間隔を空けて2人で使うなど、講座の後に実施される試験を意識してか、ゆったりした環境の中、始まりました。

受講者の机にはそれぞれペットボトルのミネラルウォーターと、大麦若葉、ケール、ゴーヤ、明日葉、甘藷若葉(さつまいも)、桑の葉、ヨモギ、ボタンボウフウの8種類の青汁の原料が入ったアルミパウチが置いてありました。いつも飲んでいる青汁は原材料のみ、というものは少ないので本当に味わえる良い機会です。

講義の中盤に青汁の試飲タイムがあり、それぞれの原料の色、香り、そして味をしっかりと確認することができます。
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ちなみにゴーヤの青汁がダントツで苦味があり、全部飲むのはかなりの難易度。対する大麦若葉の青汁はそのままでも抹茶風味で色もキレイだし、やはり飲みやすかったです。

青汁マイスター講座は1時間半程度で終了します。
その後、休憩を挟み、1時間10分の間みっちりと試験です。

記述も多く、しっかりと教わったことを理解してないと解答欄を全て埋めることは難しいです。大人になると試験ってなかなか受けなくなるので、久々の緊張感と記憶力を振り絞って試験に挑みました。

結果は1ヵ月後に、自宅まで郵送されます。

<1ヶ月後>
頑張った甲斐があって見事「青汁マイスター」認定が届きました。
実力派の「ふたごさん」と共に私もバッチリ合格!

1ヶ月の間、このことを思い出してはハラハラドキドキでした。
この資格を手にして、自分自身青汁に対する気持ちがより一層前向きになることが出来ました。
更により多くの方に青汁の良さを知って頂けるよう、頑張ります!

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