永井海苔「フルーツ青汁」口コミ・評価

永井海苔「フルーツ青汁」口コミ・評価
健康志向が高まっている昨今、一見青汁とは結びつかないような食品メーカーから青汁が発売されていることも珍しくなくなってきました。

今回レポートする「フルーツ青汁」を発売している永井海苔は、焼きのりや味付けのり、椎茸などを取り扱っている食品メーカーです。

青汁ともフルーツともちょっとイメージがずれる印象ですが、果たして海苔のメーカーがどんな青汁を作っているのか、味はおいしいのか、さっそくチェックしてみることにしましょう!

永井海苔「フルーツ青汁」の特徴、原材料は?

永井海苔のフルーツ青汁は大麦若葉にフルーツ果汁の粉末を加えた青汁です。
まずは全原材料名を見てみましょう。

◎原材料名
有機大麦若葉エキス粉末(有機大麦若葉、有機デキストリン)、有機アカシア食物繊維、有機デキストリン、有機アガベイヌリン、海藻カルシウム、羅漢果エキス粉末、キヌア発芽粉末、パパイヤエキス粉末、アップル果汁粉末、レモン果汁粉末、ピーチ果汁粉末、オレンジ果汁粉末、香料

主原料となる大麦若葉は九州の農場にて、有機栽培で育てられたものが採用されています。この大麦若葉は有機JASマークの認定を受けているので、単に「育てる間に農薬を使っていない」といったことではなく、土壌づくりの段階から収穫後の管理に至るまで、厳しい条件をクリアしていると認められています。まさに正真正銘の、オーガニックの大麦若葉というわけです。

加えられているフルーツ果汁粉末はパパイヤ、りんご、レモン、桃の4種類であることがわかります。こちらは大麦若葉を加工した後、最終段階で配合されているものです。

大麦若葉自体にお腹の調子を整えてくれる食物繊維が含まれていますが、さらにデキストリン、アガベイヌリンなどの食物繊維も配合されています。これらも有機製品として認められているものが使用されています。

羅漢果エキスは甘味料としてもおなじみです。一般的な砂糖や人工甘味料と比べるとやや独特な風味を持っていますが、自然由来のものでカロリーがゼロ、血糖値もほとんど上げないとなれば、やはり魅力的だと感じる人は多いことでしょう。

キヌアはここ最近、ダイエット食材としても注目される雑穀の仲間です。タンパク質、ビタミンB群や葉酸のほか、カリウムナトリウムマグネシウム、リン、鉄分などのミネラルが豊富。大麦若葉単独でも十分に栄養価は高いのですが、キヌアがプラスされることでさらに栄養価が高められています。

永井海苔「フルーツ青汁」の口コミを調べてみました

◎プラス評価の口コミ
・おいしくいただいています。
・甘い味のついた青汁です。苦味はありません。

◎マイナス評価の口コミ
・同じ会社のりんご青汁を飲んでいましたが、それと比べると溶けにくく、味も劣ります。
・あまりフルーツっぽくない味です。味はまあまあだと思いますが、子供には不評でした。

ネットで見つかる口コミはあまり多くありませんでした。この青汁はAmazon、楽天市場などでも手に入るのですが、コストコなどの実店舗で購入しているユーザーが多いことが関係しているのかもしれません。ちなみにこの青汁は永井海苔の公式通販ページでも取り扱われていない商品です。

口コミを寄せられている方の何人かは、永井海苔から発売されていた「りんご青汁」がなくなったため、その代わりにこちらを注文したとのことでした。しかしその青汁がとても飲みやすい商品だったようで、比較するとフルーツ青汁は飲みにくいとの意見が目につきました。

これらの口コミを踏まえ、永井海苔のフルーツ青汁を実際に飲んでみることにします!

永井海苔 フルーツ青汁の口コミは本当か?検証してみます

今回、永井海苔のフルーツ青汁を楽天市場にて購入しました。
送料・消費税込みで3,930円でしたが、いくつかのショップを比較した限りでは、これくらいのお値段が底値に近いようです。

90杯分(90包入り)なのでかなり存在感のある箱です。
大麦畑の写真をバックに、果物があしらわれています。
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パッケージを開くと、青汁の小袋はビニール袋の中に入れられています。
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ビニール袋は3つに分かれています。つまり、90包が30袋ずつにまとめられて包装されているようです。
永井海苔 フルーツ青汁90包

小袋は緑色のシンプルなデザイン。原材料が有機栽培されたものであることを示すJASマークが印象的です。
裏面には原材料や賞味期限が記載されていました。
永井海苔 フルーツ青汁のスティック

封は手で簡単に切ることができます。
青汁のパウダーは粒が不揃いの細粒状。カラーはよもぎ色に近いのでしょうか、乾いたような印象の緑色をしています。
永井海苔 フルーツ青汁の粉末

果物の香りなのかどうかは判断ができませんが、ふんわりと甘い匂いが確認できました。
では早速試飲してみることにしましょう!

永井海苔「フルーツ青汁」を水に溶かして

まずは最もスタンダードな飲み方ということで、100mLの水に溶かして飲んでみます。
永井海苔「フルーツ青汁」を水に溶かす

「コップにパウダーを入れ、その上から水を投入してスプーンで混ぜる」というごくシンプルな方法で作りました。

ダマができるまではいきませんでしたが、わずかに溶け残りができているのが見えるでしょうか。

溶け残ったのは少しだけであとはきれいに溶けたのですが、その溶け残り部分は、どういうわけかしばらくかき混ぜても溶けてくれませんでした。

飲んでみると……とても甘いです。明らかに果物の甘さではありませんし、砂糖の風味とも人工甘味料の味とも違います。違和感を覚えて原材料を確認すると、……そうでした。この青汁、羅漢果が入っているのでした。

さきほども書いた通り、ゼロカロリー甘味料としても知られる羅漢果の甘さは、白砂糖とはかなり異質のものです。この味になかなか馴染めない方は少なからずいらっしゃるのではないかと思いました。

また、配合されている果物の中ではなんとなく桃の香り、風味が感じ取れたのですが、全体的にあまりフルーティーという感じはしません。「フルーツ青汁」という名前やパッケージからフレッシュなジュースを想像していると、かなり肩透かしを食ってしまいそうです。

苦味や野菜臭さは全くありませんし、溶け残りができた割には喉越しも悪くないので、青汁としては十分に飲みやすいものであると思います。

飲んでいるうちに溶け残った粉の塊が口に入ってきましたが、単なる甘い粉といった感じで口の中にすぐに溶けたため、特に不快感はありませんでした。

ただ、青汁の独特の甘さが「不自然なもの(実際には自然由来のものであっても、馴染み深い砂糖とは異なっていることから)」と感じられたり、フルーツ感のなさが物足らないとの意見が出てくるのが容易に想像できてしまう青汁です。

ちなみに今回、家族と一緒に試飲したのですが、青汁の味そのものについては特に問題はなかったものの、「もう少し濃さがほしい。青汁としてはちょっと物足らない」との意見が聞かれました。

永井海苔「フルーツ青汁」を牛乳に溶かして

永井海苔「フルーツ青汁」のパッケージには次のようないただき方が掲載されています。

青汁+牛乳割り
青汁+ヨーグルト(加糖・無糖どちらでも振りかけて)
青汁スムージー(バナナなどの果物と1包、水を加えてミキサー)
青汁+焼酎割り

この中から今回はシンプルに、100mLの牛乳に溶かして試してみることにしましょう。
永井海苔「フルーツ青汁」を牛乳に溶かす
手持ちのシェイカーを利用して溶かしました。
かなり泡が立っています。全体的にはまずまずきれいに溶けているのですが、水で作ったときと同じようにごく一部に溶け残りができてしまいました。

牛乳に溶かすと、水だけでは違和感のあった羅漢果の独特の風味はかなり軽減されます。が、とにかく甘い!

これは筆者が今まで飲んだ青汁の中でもトップクラスの甘さで、賛否両論あるのは間違いないところでしょう。あくまでも甘党さん、もしくは子供さん向けの飲み方であると思います。青汁上級者さんにはちょっとお勧めしにくいお味でした。

永井海苔 フルーツ青汁の栄養成分

永井海苔のフルーツ青汁は、かなり詳しい栄養成分が明らかにされています。栄養バランスや特定成分の分量が気になる方には、こうした情報公開は有り難いですね。

栄養成分表示 1包(3g)当たり
エネルギー  9kcal
たんぱく質  0.2g
脂質     0.05g
炭水化物   2.4g
 糖質    1.3g
 食物繊維  1.1g
食塩相当量  0.01g
カリウム   44mg
カルシウム  26mg
マグネシウム 3.4mg
鉄      0.19mg
ビタミンA   1.8~15.8μg
ビタミンB1  0.034mg
ビタミンB2  0.042mg
ビタミンB6  0.038mg
ビタミンB12  0.055μg
ビタミンK   15μg
葉酸     8μg
パントテン酸 0.14mg
ビオチン   1.2μg
ナイアシン  0.45mg

永井海苔 フルーツ青汁と他の青汁の比較

永井海苔のフルーツ青汁を、有機栽培の大麦若葉をベースにした他の青汁商品と、いくつかの方向から比べてみます。今回比較対象としてピックアップしたのは健康家族の「カルシウムもとれる初摘み若葉青汁」と、ソーキの「ニュージーランドの大麦若葉」です。

原材料で比較

・永井海苔 フルーツ青汁
大麦若葉(有機JAS認定、九州産)
有機食物繊維、海藻カルシウム、羅漢果エキス、キヌア発芽粉末、パパイヤ、アップル、レモン、ピーチ、オレンジ
香料

・健康家族 カルシウムもとれる初摘み若葉青汁
大麦若葉粉末(有機JAS認定、鹿児島産)
海藻粉末(アイルランド、アイスランド産でカルシウム含有)、難消化性デキストリン、ガラクトマンナン分解物、クロレラ

・ソーキ ニュージーランドの大麦若葉
大麦若葉100%(有機JAS認定、ニュージーランド産)

永井海苔のフルーツ青汁と健康家族のカルシウムもとれる初摘み若葉青汁には、九州産の有機大麦若葉に食物繊維(難消化性デキストリン)、海藻由来のカルシウムがプラスされているという共通点があります。

しかし永井海苔のフルーツ青汁には甘味料や果物が入っており、健康家族の青汁には代わりにクロレラが入っているという点が異なっています。

ニュージーランドの大麦若葉は大麦若葉100%ですので、他の2品とは内容が全く異なっていますね。国産ではないというところに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、ニュージーランドは農業大国、しかも有名な農場で栽培された大麦若葉なので、安全性への信頼度は高いと言えそうです。

価格で比較

・永井海苔 フルーツ青汁
実売価格は4,000~5,000円程度(送料・税込)です。というと一見高く感じますが、こちらは90包入り。1日の推奨量が1~3包なので、1箱で1~3ヶ月もつことになります。
1日1包として計算すると、1日あたり44~55円程度となるでしょうか。飲み方にもよりますが、かなり低価格帯に入るお値段です。

・健康家族 カルシウムもとれる初摘み若葉青汁
こちらは通常価格が2,000円(15包入)ということで、1日あたり133.3円の計算になります。定期コース(1~3ヶ月ごと)で10袋以上の購入時に最安値となり、これだと1袋あたり1,600円、1日あたり106.7円となります。1日分の平均的な価格が100円程度とすると、やや高めということになるでしょう。

・ソーキ ニュージーランドの大麦若葉
この商品は小分けされていないタイプのものに人気があります。携帯性では劣りますが、その分低価格になっているのが良い点です。定価は2,000円ですので1杯あたり66.7円の計算になります。ショップによっては1,500円程度で取り扱われていることもあるようで、そうなれば1日あたりの単価ももう少しお安くなりますね。(ちなみに分包タイプだと1杯あたり100円。粒タイプもあってこちらは1日あたり126.7円)

3つの青汁を比較すると、永井海苔のフルーツ青汁は90包入りで実質的には3箱まとめ買いのような形になり、単価としてはかなりお手頃価格であることがわかりますね。

味・飲みやすさで比較

永井海苔のフルーツ青汁はさきほどもレポートした通り、甘味料やフルーツが入っているためかなり甘めの味付けになっています。

健康家族の青汁、ニュージーランドの大麦若葉には甘味料が入っていません。しかし大麦若葉がベースなので苦味や青臭さはなく、素朴な味わい。どちらも飲みやすい青汁です。

一点、気になるところを挙げるとするなら、健康家族の青汁は、水や牛乳で作ったときにやや溶け残りがあり、喉ごしにざらつきがあります。

また、恐らく海藻粉末かクロレラによるものと考えられるゴムのような匂いをわずかに感じます。永井海苔のフルーツ青汁に香料が入っているのは、このような匂いを消すのが目的なのかもしれません。

ニュージーランドの大麦若葉は溶けやすさや喉越し、風味に全く問題はありません。甘味料なしでも自然の甘さが楽しめる青汁です。

味は好みによるところも大きいのですが、あえてお勧めの順番を挙げるとするなら、

1.ソーキ ニュージーランドの大麦若葉
2.健康家族 カルシウムもとれる初摘み若葉青汁
3.永井海苔 フルーツ青汁

となるでしょうか。2位と3位は接戦で迷いました。青汁にもう少し甘みが欲しいということあれば順位は逆転するとお考えください。

永井海苔 フルーツ青汁を試飲してみて

青汁に使用される甘味料にはいろいろなものがありますが、羅漢果入りの青汁は今回が初めてでした。基本的には甘い青汁も歓迎する筆者ですが、羅漢果の甘さは慣れるまでに時間がかかりそう、というのが正直な感想です。

この甘さ、大容量パッケージという点から見ても恐らく「ファミリーで飲める安全な青汁」というところにコンセプトが置かれた結果なのではないかと思います。

ただ、甘さを目指すのなら、羅漢果の量をもう少し抑えてフルーツの量を増やすか、オリゴ糖など違和感のない甘味をブレンドした方が良かったのではないかと感じました。

もちろん「羅漢果には慣れているし、健康面を考えると甘味料ならこれがいい」という方もいらっしゃるでしょう。

JAS認定を受けた原材料で固めているのはとてもいいと思います。

国産原料の青汁でこの価格を実現しているのも素晴らしいです。それだけに、この味だけがちょっと残念。決して「まずくて飲みにくい」「質が良くない」といったタイプの青汁ではありませんので、リニューアルを期待したいところです。

中河環

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