カフェイン【効果・危険性】青汁はノンカフェイン?

カフェイン【効果・危険性】青汁はノンカフェイン?
眠気覚ましのためにコーヒーでカフェインを摂っている方も多いと思います。仕事の前に1杯のコーヒーを淹れるのが習慣になっている人もいるのでは?

カフェインには健康効果もありますが、妊娠中・授乳中の摂取量には気を付けた方が良いとされていますし、実は中毒性が強い成分でもあります。

コーヒーの良い部分とうまくお付き合いするために、カフェイン摂取量の目安や、いろいろな飲み物のカフェイン含有量を知っておきましょう。

青汁は全ての製品がノンカフェインというわけではありませんが、ノンカフェイン青汁もあります。

ノンカフェインの青汁と見分け方をご紹介します。


もくじ

カフェインとは?

カフェインは植物アルカノイドのひとつです。植物アルカロイドは植物の体内にある窒素を含むアルカリ性の有機化合物の総称になります。その多くがちょっと特殊な生理作用や薬理作用、毒性を持っています。

●植物アルカロイドの例
カフェイン/モルヒネ(モルフィン)/コカイン/アトロピンなど

微量のカフェインは様々な飲み物に含まれていますが、含有量が多いのはやはり玉露やコーヒーになります。

★主な飲み物のカフェイン含有量(100mlあたり)
・レギュラーコーヒー抽出液:約60mg
・インスタントコーヒー(粉末2g分):約60mg
・玉露:約160mg
・煎茶:約20mg
・紅茶:約30mg
・ウーロン茶:約20mg
・コーラ:10~19mg
・缶コーヒーショート缶:100~150mg/本
・エナジードリンク:22~142mg/本
・栄養ドリンク:30~50mg/本
・眠気覚ましドリンク:100~150mg/本

<参考>:知っていますか?自分のカフェインの「安全量」 日系電子版

注目して欲しいのはエナジードリンクです。意外とカフェインが多く含まれているので、1日に何本も飲むのはやめた方が良いかもしれません。

カフェインの効果

カフェインの覚醒作用には古くから注目されていて、特にカフェインが多いコーヒーは、薬として飲まれたのが始まりとされています。

★カフェインの主な効果
・眠気覚まし(覚醒作用)
・利尿作用
・血管拡張作用
・交感神経刺激
・胃酸分泌促進作用

コーヒーで目が覚める、お茶を飲みすぎるとお手洗いが近くなるなど、カフェインの効果には実感できるものが多いように思います。それだけ人体にとって強烈な作用があるとも言えますが・・・。

最近では運動面でもありがたい機能があると言われているんですよ。カフェインには交感神経を刺激する働きがあり、脂肪燃焼効果が増すことがわかったんです。

運動をする30分~1時間前にカフェインを摂ることで脂肪燃焼効果が促進されるので、運動前に適量を飲んでみてください。

カフェイン摂取量の目安はあるの?

日本の厚生労働省や食品安全委員会は1日あたりの上限を定めていませんが、海外では指標が設けられています。体重あたりのカフェイン量なので、日本人でも参考にできます。

【成人の場合】
・1日に体重1kgあたり5.7mg以下
・1回に体重1kgあたり3mg以下

【小児~青年の場合】
・1日に体重1kgあたり3mg以下

【妊婦・授乳中】
・1日200mgまで

<参考>カフェインの安全性に関する科学的意見書 欧州食品安全機関(EFSA)

体重50kgの成人で考えると、1回あたり150mg以下、1日なら285mg以下が安全な量の目安ということになります。

レギュラーコーヒー100mlに60mgのカフェインが含まれているので、1回あたり300mlは飲みすぎ、1日あたり500mlも飲みすぎということになります。

カップでコーヒーを淹れる場合、マグカップのサイズは300ml前後が一般的な量になるので、1日に2杯飲んだらもうアウトです・・・。

コーヒー200mlと、近年大ブームになっている高カカオチョコレートを一緒に楽しんだとします。

この場合、

・コーヒー200mlに120mgのカフェイン
・高カカオチョコレート100gあたりに68~120mgのカフェイン

となります。多い数字で合計すると240mg。ティータイムだけでこれだけのカフェインを摂取していることになり、あと45gで1日の上限量を超えてしまいます。

コーヒーだけでなく、煎茶や紅茶のカフェインもプラスすると、知らず知らずのうちに安全な量を超えてしまっているかもしれませんね。

カフェインの危険性

カフェインは適度な摂取なら眠気覚まし、血管拡張作用による頭痛の緩和など、わたしたちの体にありがたい効果があります。

しかし摂りすぎてしまうと寝つきが悪くなるなどの睡眠障害、中枢神経が刺激されてめまいがしたり、ふるえ、不安感に襲われるなどの症状も確認されています。

大量のカフェインを長期的に摂りすぎると、体がいつも興奮状態になり、自律神経のバランスが壊れて慢性的な疲労感を感じることもあります。

カフェインの影響で夜に十分に眠れず日中もだるさが続くために、気力を振り絞ろうと大量のコーヒーを飲んでしまい、さらに悪化したり悪循環に陥ることもあり、こうなると健康に悪影響を与えているということになりますね。

妊娠中、授乳中のカフェインのリスク

妊婦の場合、赤ちゃんが低体重で生まれる、自然流産のリスクが上がるなどの理由から、欧州食品安全機関はカフェインの摂取量を体重に関わらず1日200mg以下と設定しています。

また、カフェインは母乳から赤ちゃんに強い影響を与えるため、同じく欧州食品安全機関は授乳中も1日あたり200mgを上限量としています。

貧血の悪化

カフェインは鉄分の吸収を阻害します。貧血のある方がカフェインを摂りすぎると貧血が悪化することもあります。

骨粗しょう症のリスクが高まる

カルシウムの摂取量が少ない方がカフェインを摂り続けると、利尿作用によって体内からカルシウムがさらに減ってしまい、骨粗しょう症のリスクが上がります。

閉経後の女性は特に骨粗しょう症になりやすいので、カフェインの飲みすぎには気を付けて下さいね。

青汁に含まれているカフェインの原料

五訂日本食品標準成分表で青汁によく使われる野菜のカフェイン量を調べてみたところ、カフェインは検査が行われていないようでした。

そこで、ケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉をそれぞれ100%使用した青汁を販売している山本漢方さんの商品で、カフェイン量を確認してみました。

★山本漢方さんの青汁 カフェイン含有量
大麦若葉粉末100%:検出せず
ケール粉末100%青汁:検出せず
桑の葉若葉 粉末青汁100%:検出せず
明日葉茶100%:検出せず

※明日葉のみティーバッグタイプのお茶になります

青汁の情報サイトさんの中には、青汁に使用される野菜には微量のカフェインが含まれていると掲載しているところもあります。

青汁野菜は自然のものなので、収獲の時期によっては検出されることがあるのかもしれません。

いずれにしても、青汁の主原料として使用される野菜には、不安になるほどたくさんのカフェインは含まれていないといえます。

一方、注意が必要なのが緑茶、抹茶、煎茶などのお茶が含まれる青汁です。たとえば、抹茶配合の「お茶村 神仙桑抹茶ゴールド」には1包(3g)に約21mg、抹茶と煎茶が配合してある「サントリー 極の青汁」には1包(3.3g)あたり10mg以下のカフェインが含まれています。

コマーシャルでおなじみの「アサヒ緑健 緑効青汁」も抹茶が使われているのでノンカフェインではありません。

コーヒーほど大量ではありませんが、「青汁=ノンカフェイン飲料」ではないことは覚えておいてくださいね。

栄養成分表示にカフェイン含有量が書かれていなくもて、お茶類が使われている青汁にはカフェインが入ってると考えましょう。

ノンカフェインのおすすめ青汁はこれ!

健康な方でも体調が悪いときや胃の調子が良くないときなどはノンカフェインの青汁が良い場合もあります。
原材料も安心なノンカフェインの青汁をご紹介します。

マイケア ふるさと青汁

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★マイケア ふるさと青汁の原材料
あしたば葉茎末、難消化性デキストリン、直鎖オリゴ糖、あしたば根末、桑の葉末、大麦若葉末

青汁野菜は明日葉、桑の葉、大麦若葉で、メーカーのマイケアさんが「ふるさと青汁にはカフェインは含まれておりません」と公式サイトに記載しています。

明日葉には「カルコン」という希少なポリフェノールが含まれています。カルコンには脂肪燃焼を促進したり、血糖値を下げる働きのあるアディポネクチンという成分を増幅してくれることがわかっています。

このカルコンを取り入れるために明日葉の青汁を飲む方も今増えているんですよ。

妊娠中のカフェインの摂取に細心の注意を払っている女性も多いことと思いますが、ふるさと青汁は妊婦さんを応援していてマタニティマークとのタイアップイベントなども行っています。

ノンカフェイン飲料をお探しの女性、赤ちゃんのためになる栄養を摂りたい妊婦さんからもとても人気があります。

ファンケル 本搾り青汁 ベーシック

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★ファンケル 本搾り青汁ベーシックの原材料
ケール(国内産)、水溶性食物繊維、でんぷん分解物、植物性ツイントース

青汁野菜はケールのみで、水溶性食物繊維と植物性ツイントースが配合されています。(でんぷん分解物も水溶性の食物繊維です)

植物性ツイントースはファンケルが開発した成分で、カルシウムの吸収率を上げてくれます。チコリという野菜の根っこから抽出したオリゴ糖から作られている植物由来の成分です。

ファンケル 本搾り青汁ベーシック1杯に、約40g分のケール生葉が使用されています。ケールの青汁には苦そうというイメージがあるかもしれませんが、ファンケル 本搾り青汁ベーシックはファンケル独自のファンケルマイルドテイスト製法で作られているので飲みやすく仕上がっています。
余計なものが入っていないケールの自然な甘さを楽しむことができますよ。

サンスター 粉末青汁

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★サンスター 粉末青汁の原材料
ブロッコリー、ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤ

サンスターの粉末青汁に使用されている原材料は全て日本国内で栽培されています。1袋にたっぷり10gもパウダーが入っているので、1日あたりの目安量は1袋だけで良いですし、コップ1杯のサンスターの粉末青汁だけで野菜100g分の栄養を補うことができます。

砂糖・食塩・香料・着色料・保存料無添加の正真正銘野菜100%の青汁なので、シチューやお菓子作りなどの料理に使用することもできます。
野菜の栄養だけで健康を管理したい方にとてもおすすめできる青汁です。

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