青汁はセルライト撃退に効果的?効果なし?

青汁はセルライト撃退に効果的?効果なし?
セルライトと青汁の関係を調べてみると、明日葉の青汁がセルライトに効果的という情報がザクザクでてきます。

でもこれって本当なのでしょうか?

ホントのホントなら、筆者も毎日明日葉青汁をガブガブ飲みたいところです。

セルライトができる原因を知れば明日葉の青汁が効果的かどうかわかるはずなので、改めて調べてみました。

セルライトって一体ナニモノなのでしょうか?
セルライト撃退に青汁は本当に効果的なのでしょうか??


もくじ

セルライトって何?

セルライトはヒップラインや太ももの裏などにできる皮膚のデコボコです。立っている状態だと何もないのに、つまんだらあらわれることもあります。

見た目がオレンジの皮のように見えることから英語では「オレンジピールスキン」と呼ばれています。

セルライトを構成している成分は脂肪と同じなのですが、明らかにデコボコしているのがセルライトの特徴です。

セルライトと脂肪は同じ?

セルライトのそもそもの原因は皮下脂肪です。デコボコしていない普通の脂肪は線維組織というスジに脂肪細胞が囲まれている状態なのですが、セルライトも基本的には同じです。

ただ、セルライト部分の脂肪細胞は大きく肥大化してしまっています。この大きくなった脂肪細胞がリンパ管や血管などを圧迫して、線維組織を限界まで引っ張ることによって肌がデコボコになってしまうのです。

セルライトの種類

女性は特にセルライトができやすいのですが、できる原因を知るにはセルライトの4つの種類を知っておくと理解しやすいと思います。

脂肪型セルライト

食生活の乱れや運動不足などで、「脂肪が増える=肥満」になることが原因でできるセルライトです。

エステなどでよく「セルライトは脂肪に水分や老廃物がくっついてできる」と説明されるのですが、脂肪型セルライトがまさのこのタイプです。

脂肪が血液やリンパの流れを邪魔するため、老廃物などが脂肪細胞の中に溜まって増えてしまうことでセルライト化していきます。

セルライトで悩む女性の半分はこの脂肪型セルライトと言われています。脂肪型セルライトのそもそもの原因は脂肪が増えたことなので、ダイエットで解消できる可能性も高いと言えます。

むくみ型セルライト

セルライトがある方の約35%がこのむくみ型セルライトです。むくみや冷えがある部分に水分や老廃物が溜まることでセルライトが蓄積されます。

冷え性体質、むくみ体質の方がなりやすいため女性に多い症状です。
むくみやすい部分、冷えやすい部分をマッサージしたり、筋肉をつけることで代謝を上げると解消につながります。

線維化型セルライト

セルライトで悩む方の10%が該当すると言われています。セルライトを長く放置していたために、脂肪細胞の周りにコラーゲン線維が強くくっついてしまい、デコボコがよりハッキリと現れるセルライトです。

ここまでセルライトが成長してしまうと、自分で解消するのは難しくなります。

筋肉質型セルライト

トレーニングをしていた方が運動をやめたなど、筋力が急激に低下することでできるセルライト。

運動不足で筋力が衰えることが原因なのですが、4つのタイプの中でも落とすのがいちばん困難なセルライトです。全体のわずか5%しかいないと言われています。

セルライトを予防・改善するためのケア

セルライトの種類を4タイプご紹介しましたが、いちばん多い脂肪型とその次に多いむくみ型を合わせるとなんと8割にもなります。

ということは、ほとんどの女性が脂肪・むくみ・冷えが原因でセルライトができているということになるのではないでしょうか。

年齢を重ねると代謝も落ちてしまいます。食生活はいままでどおりなのに体重もセルライトも増えてきた・・・という場合は代謝の低下も考えられます。

いずれにしても、セルライトを予防・改善するには

・脂肪を減らす
・むくみ、冷えをケアする
・老廃物、水分を溜めない

などの対策が必要と言えそうです。

セルライトのセルフマッサージは効果なしって本当?

結論から言うと、エステのまねをしてセルライトのデコボコをぎゅうぎゅうとつぶしてしまうのは良くありません。

皮膚を傷つけてしまいますし、ひどい場合は色素沈着を起こすこともあります。セルフマッサージでセルライトケアをするなら、跡が残らないくらいの力で行って下さい。

オイルマッサージなどでリンパを流したり、冷えやむくみを取るのはセルライト予防に効果的です。オイルマッサージもギュウギュウ力を入れないで、気持ち良いくらいの強さで行うようにしましょう。

セルライトに効果的な栄養・食べ物

セルライトが皮下脂肪の一種である以上、予防するためにも改善するためにも食べ物や栄養は重要と言えます。

これだけ悩まされているセルライトが食べ物で変わるわけがないと思われるかもしれませんがそんなことはないんですよ。

たとえば、むくみは塩分と水分を取りすぎるとひどくなることがわかっていますし、サラダなどの生野菜は体を冷やしてしまいます。

ダイエットのために食事の最初にサラダを一皿食べているという女子も多いと思いますが、この行為そのものが冷えやすい体を作っていることになるんです。美容のために1日2リットル飲む水も、うまく排出されなければ体に溜まってしまいます。

このように、良かれと思ってやっていることが意外とセルライトの原因になっているということもあるのです。

セルライトで悩む方の50%を占めるのが脂肪型セルライトであることを考えると脂肪の摂りすぎもいけませんね。

セルライトの改善に関連する栄養をまとめてみます。

カリウム

体の中の過剰な塩分・水分を排出してくれる、むくみ予防に必須の栄養素です。カリウムはパセリ、唐辛子、ゆり根などに多く含まれているのですが、パセリを1度に100gとか食べられないですよね。

含有量は劣りますが、カリウムはほうれん草やかぼちゃなどの野菜にも含まれています。野菜をバランス良く摂るようにしましょう。

ビタミンB1

炭水化物をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。また、ビタミンB1が極端に不足すると手足のむくみがおこってしまいます。豚肉、玄米、大豆製品、うなぎなどに多く含まれています。

ビタミンB2

糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素のエネルギー代謝を高めます。肌を元気にしてくれる栄養素です!レバー、緑黄色野菜、納豆、アーモンドなどに多く含まれています。

たんぱく質

セルライトを落とすためにダイエットをする場合は、たんぱく質不足にならないように特に気を付けて下さい。たんぱく質は肌や筋肉の材料になります。不足すると筋肉が減ったり代謝が落ちることもありますよ。

たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品に多く含まれています。お肉でたんぱく質を補給する場合は、脂身を摂りすぎないように気を付けて下さいね。

青汁(明日葉)はセルライトに効果的なのか?

よく明日葉の青汁がセルライトに効果的と言われています。その理由と、当サイトの中立的な立場から見た見解を解説します。

理由1:明日葉はカリウムの含有量が多いから

18歳以上の女性のカリウムの目安量は、1日あたり2000mgになります。

明日葉100gには540mgのカリウムが含まれています。この含有量は確かに多いと言って良い量ですが、青汁にどれくらい含まれているのかは製品によります。

明日葉が使われている「ふるさと青汁」なら、1包あたり45mgのカリウムを摂取できますが、1日3包飲んだとしても135gにしかなりません。

不足分を補うという意味では妥当だと言えますが、カリウムを本気で、だけどできるだけ手軽に強化したいのであれば、バナナ1本(100gあたり)に360mgのカリウムが含まれているので、バナナを食べた方が早いです。

理由2:含有成分の「カルコン」がセルライト対策になるから

カルコンは明日葉に多く含まれているポリフェノールで、「アディポネクチン」という血糖値を下げたり脂肪燃焼を高める働きがある成分を増やしてくれることがわかっています。

またカルコンには利尿作用と血管拡張作用もあります。利尿作用は不要な水分を体の外に出してくれるので、むくみの予防になります。

血管拡張作用で血流が良くなると、冷えの改善にもつながりますし、老廃物もスムーズに流れるため蓄積されにくくなります。これはたしかにセルライト対策になりそうです。

理由3:ビタミンB1とB2を手軽に取れるから

明日葉のビタミンB1とB2の含有量を、五訂増補日本食品標準成分表を参考に代表的な野菜と比較してみた結果がこちら。

★明日葉
ビタミンB1:0.10mg
ビタミンB2:0.24mg

★ケール
ビタミンB1:0.06mg
ビタミンB2:0.15mg

★ほうれん草
ビタミンB1:0.11mg ◎
ビタミンB2:0.20mg

★ブロッコリー
ビタミンB1:0.14mg ◎
ビタミンB2:0.20mg

★日本かぼちゃ
ビタミンB1:0.07mg
ビタミンB2:0.06mg

★春菊
ビタミンB1:0.10mg
ビタミンB2:0.16mg

★にら
ビタミンB1:0.06mg
ビタミンB2:0.13mg

◎は、明日葉よりも含有量が多いものです。

いかがでしょうか。
明日葉の方がズバ抜けて多いというわけではありませんが、ビタミン類はほんの少しの量で体内のいろいろな機能を調節します。

明日葉のすごいところは、栄養成分のバランスが良いところなんです。ビタミンCなど他の緑黄色野菜に劣る栄養素もあるのですが、五訂増補日本食品標準成分表を元にケールと比較した結果

●明日葉の方が含有量が多かった栄養素
タンパク質、β-カロテン、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、鉄分、亜鉛、銅、マンガン、食物繊維

●ケールの方が含有量が多かった栄養素
葉酸、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム

●同量だった栄養素
ビタミンB6

となりました。

明日葉青汁ならこれらの栄養素をまとめて摂れるという点はたしかに優れていると言えそうですね。

青汁とセルライト「まとめ」

セルライトは放っておくと進行してしまうので、見つけたらすぐに対策を始めた方が良いのは事実です。

で、肝心の青汁がセルライト対策になるのかというところですが、日ごろから不足しがちな野菜の栄養を補えるという点ではセルライト対策として悪いことはありません。

明日葉青汁なら微量なビタミン・ミネラルをバランス良く摂れるので、関節的にダイエットやむくみの改善に貢献すると思います。

もちろん、明日葉の青汁を飲めばみるみるうちにセルライトが減っていくというような効果はありませんし、脂肪そのものを減らしたいならダイエットも必要でしょう。

しかし・・・そもそも青汁だけでセルライトをどうにかようと考えている方はいないと思いますが、そこを差し引いても明日葉青汁がセルライト対策に良いからぜひ飲んで下さい!というのは大げさすぎるように感じました。

「せっかく飲む青汁だから、明日葉含有のものにしよう!」というくらいの気持ちで続けてみることをおすすめします。

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