青汁の放射能汚染の危険性と検査している青汁まとめ

青汁の放射能汚染の危険性と検査している青汁まとめ

考えたくもないですが、毎日飲む青汁が放射能汚染されている野菜から作られているとしたら本当に怖いことです。

わたしたちはこういう問題からつい目を背けたくなりますが、青汁の放射能検査は義務ではなくメーカーの自主性に任せられているのが実情です。

食品の放射線量の基準値はどうなっているのか、青汁の放射能検査を実施しているメーカーはどこなのかなど、青汁における放射能問題を解説します。

健康のために家族みんなで飲む青汁だからこそ、闇雲に怖がるのではなく正しいことを知っておきましょう。


もくじ

これだけ浴びると危険!放射能の基準値

福島原発事故以来、放射能はすごく怖いものと考えられていますが、実は「放射能がゼロじゃないから危険」という考えは極端すぎるものでもあります。

原子力発電所などの事故で万単位の被ばく量の報告があったりすると恐ろしいですが、放射能自体は自然界にもともとあり、少量ながらレントゲンなどでも浴びてしまうものでもあります。体に取り入れすぎることで健康被害が生まれるのです。

浴びても安全とされる放射線量には一応基準があります。その量は、人間が受ける放射線量を表す単位を使って「年間100mSV(ミリシーベルト)」となっています。

でも、年間100mSVと言われても、今年に入って自分がどれくらい放射線を浴びたかなんて計っていないですよね。異なる場合もありますが、医療機関の検査においての放射線被ばく量は

頭部のCT:0.5~1.5mSV
胃のバリウム:2.0mSV
胸のレントゲン:0.05mSV
胸部のCT:7.0mSV

<参考>All About 健康・医療 レントゲンにCT……放射線被曝は大丈夫?

歯科用CT:0.1mSv
口の中に入れて撮影する小さい写真(デンタル): 0.01mSv
口全体が撮影できる大きい写真(パノラマ):0.03mSv

<参考>インプラントネット

だいたいこのような感じになっているそうです。

そして、わたしたちが自然界から浴びる放射線量は、年間平均2.4mSV程度といわれています。基準値と比較するとすごく少なく、全く影響の懸念はないように感じます。

しかし放射線は蓄積もされますし、生きているだけで体内に取り入れられるものなので、口に入れるものからはできるだけ避けることは大切なことです。

放射能による健康障害

食品から受ける放射線障害は内部被ばくに当たります。被ばくによる症状は、免疫力の低下やがんなど。妊婦さんが被ばくすると胎児に影響することもあります。

放射能は自然界にもあるものですし、微量であればすぐに健康に影響することはないとはいえ、健康のために毎日体に取り入れる青汁なので放射性物質の不安が全くないものを選びたいですね。

食品に放射能汚染の基準値はあるの?

厚生労働省は放射性物質の基準値を設定しています。その単位は「ベクレル」で、放射性物質が放射線を出す能力の強さを表しています。

★放射性セシウムの基準値
飲料水:10ベクレル
乳児用食品:50ベクレル
牛乳:50ベクレル
一般食品:100ベクレル

この基準値は2012年4月に制定されました。
ここでちょっと単位のおさらいです。

・シーベルト…放射線による人体への影響の大きさを示す
・ベクレル…放射性物質が放射線を出す能力の強さ

「放射性セシウムの基準値」は、食品を食べ続けても年間1ミリシーベルト以下になるような基準で、WHOが「これ以上の措置をとる必要はない」としている指標に基づいて設定されました。
パンフレットも公開されています。

<参考>食べものと放射性物質のはなし(PDF)

ただ、この基準は厚生労働省が人体にすぐに影響することはないとして定めているものなので、野菜ひとつとっても不安を感じている方もいらっしゃることと思います。

青汁の放射能検査はどうなっているの?

「放射性セシウムの基準値」は、設定はされているものの放射能測定を義務としているのは原料に対してのみとなっています。

青汁などの飲食加工品・商品に対しては義務とされていないので、青汁の放射能検査はあくまでも自主検査で、実施しなくても出荷して良いですし罰則などもありません。

いち消費者としては、規制が緩いのでは?とも思えるのですが、逆に考えると放射能検査が行われている青汁は本当に安全と考えることができます。

なぜなら青汁の原料となる野菜はすでに国が定める検査をクリアしたものなので、野菜の入荷時や加工工程、または製品となった最終段階のどの段階で検査が行われたとしても放射能検査ダブルチェックを行っていることになるからです。

国産青汁なら安心なの?

答えはわかっているかと思いますが、国産だからといって安心とは言えません。
原料の産地が日本じゃなくても最終加工地が日本であれば国産と表記することができますし、放射能問題はまさに国内で行ったことです。

放射能と青汁問題に関してひとついえるのは、原子力発電所と青汁原料の産地が離れていればいるほど安全性は高いと考えることができます。

原子力発電所の所在地は公表されているので、照らし合わせてみることで確認することができます。

<参考>日本の原子量発電所(googlemap)

放射能検査を実施していない青汁は危険なの?

青汁の放射能検査は社内で実施するものと、第三者機関に依頼して行うものがあります。

いずれにしてもかかる費用はメーカー負担ですし、実施しているメーカーは消費者の安全を真剣に考えていると言えます。

ただ、原子力発電所から遠く離れていて汚染の可能性がない産地の野菜を使用している場合などはあえて実施していないこともありますし、検査していないからといって全て一緒にして危険ということはできません。

気になる青汁の放射能検査結果が公開されていない場合は、ぜひメーカーに問い合わせてみて下さい。

放射能自主検査を実施しているメーカーと青汁

放射能検査を実施している企業と、そのメーカーの青汁をご紹介します。

サントリー 極の青汁

放射能検査をしているサントリー 極の青汁

サントリーは放射性物質についての保証体制を行っています。具体的には

・国や自治体からの情報の入手
・自社または外部委託機関における放射性物質分析
・最終製品の製品検査

など

2011年4月には放射性物質の精密な個別分析が可能なゲルマニウム半導体検出器を導入して、自主的な検査を実施しています。

放射能検査以外にも原料そのものについて何百項目にもなる品質安全性検査を実施しています。

これらの検査を行うには、もちろんお金がかかります。サントリーのような超大手企業の場合は、何かひとつの商品で問題があれば他の製品にも影響がでてくるため品質管理は徹底しています。

大手の青汁はこういった面でとても安心できます。

<参考>サントリーの放射性物質に対する取り組み

伊藤園 毎日1杯の青汁

放射能検査をしている伊藤園 毎日1杯の青汁

毎日1杯の青汁は、コンビニやスーパーでも販売されている手に取りやすい青汁です。

伊藤園はお茶メーカーといっても過言ではないくらいお茶で知られていますよね。そんな、日本人が毎日のように口にするお茶を扱っているため、福島第一原子力発電所の事故以来、原料はもちろん、製品に至るまで放射能検査体制を整えています。

毎日1杯の青汁は、写真の紙パックタイプの他に粉末タイプ、ペットボトルがあるのですが、放射性物質検査測定結果は公式ホームページで確認することができます。

<参考>伊藤園 放射性物質検査測定結果

紙パックシリーズとペットボトルは「その他 野菜飲料」、粉末タイプは「食品/その他」になります。賞味期限、製造所固有記号の入力が必要です。

ファンケル 本搾り青汁ベーシック

放射能検査をしているファンケル 本搾り青汁ベーシック

ファンケル本搾り青汁 ベーシックそのものの放射能検査結果は記載されていませんが、ファンケルは2011年3月以来、厚生労働省指定の基準値よりも厳しい自社基準を設定して放射性物質の分析を実施しています。

<参考>ファンケル 正直品質。 放射能検査の実施

ホコニコ こだわり酵素青汁

放射能検査をしているホコニコ こだわり酵素青汁

ホコニコ こだわり酵素青汁は国産大麦若葉、明日葉、桑の葉、ケールに139種類の植物熟成発酵エキスを配合した青汁です。

こういう原材料の数が多い青汁は放射能検査もそうですが、残留農薬にも注意したいところ。

ホコニコ こだわり酵素青汁は260種類項目の残留農薬検査済み、放射能検査も実施してあるので安心です。

日本薬健 金の青汁 純国産大麦若葉

放射能検査をしている日本薬健「金の青汁 純国産大麦若葉」

金の青汁 純国産大麦若葉は、九州の契約農家さんが栽培した大麦若葉のみでできた青汁です。

やや粉っぽさが気になるとの声もありますが、無添加ですし大麦若葉の放射能検査と308項目の残留農薬検査を定期的に実施しています。

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