青汁の便秘解消効果!食物繊維・乳酸菌・オリゴ糖が豊富な青汁は?

青汁で快便!便秘に効果はあるの?
「便秘を手っ取り早く解消するために薬を飲んでみようかな」

そう考えているあなた、ちょっと待ってください。そして、すでに便秘薬をよく使っているというあなたも。ぜひ試していただきたいものがあります。

体に負担をかけることなく、自然なお通じを促してくれるもの。それは「青汁」です。
下剤に頼るのは最終手段。青汁を試した後でも遅くはありません。

では、なぜ青汁が便秘解消に効果を発揮するのでしょうか?その解説と、便秘の方にオススメの食物繊維、乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖が豊富な青汁をいくつかご案内します。

そもそも便秘って、何?

日本消化器病学会では、便秘を「排便の回数が減ること」と定義しています。現在はこのような表現に改められてはいますが、つい最近まで「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」が便秘であると定義されていました。ただ、感じ方には個人差が大きく、排便回数と残便感だけでは測れないということからこのように幅を広く持たせた定義になっているようです。

実際のところ、毎日出ている状態であっても「コロコロした便ばかりですっきりしない」「お腹が張って苦しいことが頻繁にある」といった症状があるのなら、便秘に当てはまると考えられます。逆に2日おきの排便でもペースが安定していて特につらい症状も感じないといった場合には、便秘とは言わないことがほとんどです。

便秘症に悩む方は現在、日本人男性の約3分の1、女性の約3分の2に上ると言われています。便秘といえば女性に多いイメージがありますが、それは実際の数字でも裏付けられているんですね。

便秘の種類とその原因

便秘が起こる原因には実に様々なものがあります。急性の便秘症もありますが、ここでは一過性、もしくは慢性的な便秘について取り上げます。

◎腸の蠕動運動が不十分な【弛緩性便秘】
◎大腸の過緊張で起こる【痙攣性便秘】
◎排便反射が起こりにくくなる【直腸性便秘】
●ポリープや癌などで腸内に通過障害を起こす【器質性便秘】
●薬の副作用などによる【薬剤性便秘】

上記のうち、3つの◎に当てはまるものを「機能性便秘」と呼び、その中でも腸の蠕動運動に問題のある「弛緩性便秘」に最も多くの方が悩まされています。そしてこの弛緩性便秘にこそ、青汁が効果を発揮する可能性が高いのです。

腸の動きが低下することで起こる弛緩性便秘

弛緩性便秘が起こる直接の原因は、腸の緊張が緩み、蠕動運動が十分に行われないことにあります。排出されるべきものが腸の中に長く留まり続けるうち、便の水分が大腸に必要以上に吸収され、その結果、便は硬く、小さなものになってしまいます。するとさらに排出されにくくなるという悪循環が起こります。

この弛緩性便秘は残便感やお腹の張りを起こしやすいという特徴を持っています。女性や高齢の方に特に多く見られるタイプの便秘です。

弛緩性便秘の多くは摂取する食事の量、水分、食物繊維の不足、そして筋力の低下によって引き起こされます。これを解消するためには、

・過度なダイエットは控え、適量の食事を摂ること
・食物繊維を多く含む野菜などをしっかり食べること
・水分を十分に摂ること
・適度な運動をすること

などが効果的です。

その他の原因で起こる便秘を解消するには

自律神経失調症やストレスなどで起こる痙攣性便秘(過敏性腸症候群を含む)、便意を我慢することや便秘薬の服用が習慣化することで起こる直腸性便秘の場合には、まずは便秘の原因を取り除くことが先決となります。特に痙攣性の便秘の方が闇雲に食物繊維を摂っても、かえって便通が不安定な状態になりかねません。

また、最近になって急に便秘になったケースや便の様子がいつもと違う、血が混じるなどといった場合には腸の病気を伴う器質性便秘である可能性もあるので、すぐに医師の診断を仰ぐようにしてください。

現代人は全世代で野菜不足!

厚生労働省の「健康日本21」で勧められている成人が一日に食べるべき野菜の摂取目標は350g。緑黄色野菜120g、淡色野菜が230gバランスが理想的だとされています。
ところが、この350gを毎日コンスタントに摂取するのはそう簡単なことではありません。

ではこの120gと230gというのはどんな野菜のどの程度の量になるのか、具体例を挙げてみましょう。

実際の食事では種類の異なる野菜を3食のトータルで考えることになるので印象はかなり変わってきますが、おおよその目安にはなるはずです。
あなたが毎日食べている野菜の量、果たして足りていますか?

緑黄色野菜120g=
・ほうれん草 約2分の1
・にんじん(中)約5分の3
・にら 1束
・ピーマン(小)6個
・トマト(中)1個
・ブロッコリー(小)1個

淡色野菜230g=
・キャベツ(中)5枚
・白菜(中)5枚
・レタス(小)1個
・きゅうり 2本
・玉ねぎ(中)1個
・もやし 1袋

いかがでしょうか。もちろんもっと多く野菜を食べられる日もあるでしょうが、外食する日、コンビニ弁当で済ませる日などがあることを考えれば、意外と難しいとお考えの方が多いのではないでしょうか。

平成25年11月に実施された厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、1日の野菜類平均摂取量は、成人男性が約296g、成人女性が272gとなっています。350gにはそれぞれ54g、78g足らない計算になってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、野菜の成分がしっかり摂れ、同時に水分も摂取できる青汁というわけなのです。

青汁ならどれでもいい?便秘に効く青汁の選び方

ほとんどの青汁は便秘に効果的です。でもせっかく飲むのなら、より快便に導いてくれる青汁を選びたいですね。

そこで、どんな青汁を選べばスムーズなお通じが望めるのか、その条件をピックアップしてみることにしましょう。

(1)食物繊維が豊富に含まれている青汁

日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、成人が食物繊維を摂取する目標値は男性が20g以上、女性が18g以上とされています。特に便秘を改善したい方の場合には、20g以上摂取することが望ましいとされています。

ところが、実際の摂取量の平均はすべての年代でこの数値を満たしておらず、とりわけ20代~40代では男女ともに14gにすら達していないというデータがあります。日本人の食卓は、慢性的に食物繊維が足りていない状態であるわけです。

青汁を選ぶ際には商品のパッケージなどにある栄養表示を確認し、食物繊維が豊富に含まれているものを選ぶようにしましょう。

1日分で比較した場合、「サンスター 粉末青汁」「お茶村 神仙桑抹茶ゴールド(2杯分)」「ダイレクトテレショップ 青汁三昧(2杯分)」などが食物繊維の多い青汁に挙げられます。

サンスター「健康道場 粉末青汁

サンスター健康道場 粉末青汁

神仙桑抹茶ゴールド

お茶村 神仙桑抹茶ゴールド


なお、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」との2種類があり、このうち、腸の蠕動運動を促し、便の量を増やす働きがあるのは不溶性食物繊維のほう。青汁によく使用されている原材料の中で、特に多く不溶性食物繊維を含むものには次のようなものがあります。

・よもぎ
・モロヘイヤ
・明日葉
・ケール
・桑の葉
・大麦若葉
・抹茶

成分表示が確認できない場合には、これらを主原料として使っているものを選べば、不溶性食物繊維が豊富に摂れると考えて差し支えありません。

(2)乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖が配合されている青汁

便秘解消が第一の目的であるなら、野菜成分ではありませんが、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きを持つ乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖が配合されている青汁を選ぶのもひとつの方法です。

乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖が配合されている青汁には、「ビューティーマニア フレッシュフルーツ青汁」「世田谷自然食品「乳酸菌が入った青汁」」「やわたのおいしい青汁」などがあります。

世田谷自然食品「乳酸菌が入った青汁」

世田谷自然食品「乳酸菌が入った青汁」

フレッシュフルーツ青汁

フレッシュフルーツ青汁

やわたのおいしい青汁

やわたのおいしい青汁


(3)上記に当てはまらない青汁の場合には…

青汁を乳酸菌やビフィズス菌が豊富なヨーグルトと組み合わせて摂るのもひとつの方法です。

ほとんどの青汁はヨーグルトと好相性です。固形タイプでもドリンクタイプでもおいしくいただけますよ。

青汁で便秘が悪化するケースも…?

さきほどもご紹介したように、食物繊維には2つの種類があります。不溶性食物繊維が便秘解消のために大活躍してくれる一方で、水溶性食物繊維には便秘を悪化させる可能性があることも指摘されています。

その理由は、水分を含みやすいという水溶性食物繊維の性質にあります。水溶性食物繊維が便から水分を奪い、排出しにくい硬い便を作ってしまう元凶になり得るというのです。
まれに「青汁を飲んだら便秘になった」「便秘に効果が見られなかった」という方がいるのはこのためだとも言われています。

とは言え、便秘を解消するには不溶性食物繊維だけを摂ればよいというわけではありません。水溶性食物繊維には整腸作用があるため、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランス良く摂ることが大切なのです。

また、水溶性食物繊維はコレステロール値や血糖値の上昇を抑えるなどの大きなメリットを持っていることが分かっています。肥満や生活習慣病対策を考える上でも非常に有益な成分です。

ほとんどの青汁には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。ただしそのバランスは、製品によって異なっています。青汁を飲んでも便秘が改善されない場合には、ぜひ原材料の異なる別の青汁を試してみてください。と同時に、水分補給も十分に行うように心がけましょう。便の硬化を防いでスムーズなお通じをもたらすはずです。

便秘解消でお肌もツヤツヤに!

便秘は体に様々な悪影響を及ぼします。それは腹痛の原因になったりお腹の「ポッコリ」を作ったりといった直接的なものばかりではありません。

肌荒れや大人ニキビが繰り返されたり、倦怠感が続いたり、腰痛が起こったり……。そんな症状も、体の中から毒素がいつまでも排出されないことや腰回りの血行の悪化が引き金になっている可能性が大いにあります。日本人に多いと言われる大腸癌も、便秘が引き起こすリスクのひとつに数えられているのです。

とかく軽く見られがちな便秘ですが、百害あって一利なしであることは間違いありません。そんな便秘を、1日1杯の青汁で一刻も早く撃退しませんか?

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