青汁のむくみ解消効果について

青汁のむくみ解消効果について
「朝鏡を見たらまぶたが腫れぼったくなっていた」
「夕方になるといつも足がパンパンに腫れて靴がきつくなる」

こんな症状、特に女性なら多くの方が経験しているのではないでしょうか。
顔がむくむと顔立ち自体が変わって見えてしまいますし、足がむくむとどうしても太った印象に……。よくむくみを起こす女性にとっては、これは由々しき事態です。

このイヤなむくみ、もしかしたら1日1杯の青汁で簡単に解消できるかもしれませんよ。
青汁のむくみ解消効果についてご紹介します。

むくみの原因

むくみは浮腫(ふしゅ)とも言い、血液中の水分が細胞組織に染み出して溜まることで起こります。赤みや熱、痛みを伴うわけではありませんが、むくんでいる部分を押してみると凹んだままなかなか元に戻りません。

むくみは手や足、顔といった人体の末端部分に起こりがちですが、全身にわたってむくむケースもあり、その場合には何かしら病的な原因が疑われます。

体調などにより一時的に起こるむくみの原因

・塩分の摂り過ぎ
・アルコールの摂り過ぎ
・水分不足
・栄養分(ビタミン・ミネラルなど)の不足
・冷え性
・血行不良
・ホルモンバランスの乱れ
・立ち通しでの仕事
・長時間にわたる同じ体勢
・疲労
・ストレス
・筋力の低下

病的なむくみの原因

・心臓病
・腎臓病
・肝臓病
・ネフローゼ症候群
・甲状腺機能低下症
・リンパ水腫

このほか、薬の副作用でむくみを生じることもあります。

青汁にむくみ解消の効果が期待できるのは、上に挙げた体調などにより一時的に起こるケースです。むくみの原因として病気が少しでも疑われるのなら、まずは受診してください。むくみの原因となる病気を治すことが先決です。

青汁に含まれるむくみ解消成分

青汁の原材料となるケールや大麦若葉、明日葉、桑の葉、ゴーヤなどは栄養成分の宝庫。その中にはむくみを効果的に解消するものも豊富に含まれています。むくみ解消に特に効果の高い成分をご紹介しましょう。

カリウム

体内の水分量はこのカリウムとナトリウム(塩分)のバランスで保たれています。細胞内でカリウムが不足したりナトリウムが過剰な状態だと、浸透圧により細胞内に水分が蓄えられ、それがむくみとなって現れます。

つまりむくみを解消するには、カリウムを十分に摂るかナトリウムを摂り過ぎないことが重要というわけ。カリウムを摂取すれば水分が体外に排出されるとともに、余分な塩分も排出されます。

塩分の過剰摂取は血圧を上昇させるため、生活習慣病が気になる方には一石二鳥となるカリウム。ただしカリウムを摂り過ぎると高カリウム血症による不整脈や心疾患、胃腸障害などを起こす恐れがあるため、適量を守ることが大切です。

カリウムはバナナやアボカド、海藻類などに豊富に含まれています。青汁の材料ではケールや明日葉、モロヘイヤなどから多く摂取することができます。

ビタミンB1(チアミン)

ビタミンB1は炭水化物の代謝を促しエネルギーを生み出す栄養素です。ビタミンB1が不足すると体がだる重く、元気が出ません。イライラしたり物事に集中できなかったりするのもビタミンB1の典型的な症状です。

朝に顔がむくんでいるときは大抵、一晩寝ても疲労感が取れず、前日の疲れを持ち越している状況ではありませんか? そんなときに役立つのがビタミンB1。栄養ドリンクや滋養強壮剤には必ずと言っていいほどビタミンB1が配合されています。

ビタミンB1が豊富な食品はレバーや豚肉、にんにく、玄米など。青汁の材料では大麦若葉やモロヘイヤに多く含まれています。

ビタミンB6(ピリドキシン)

ビタミンB6はタンパク質を代謝してエネルギーを生み出す栄養素です。ビタミンB6にはホルモンバランスを正常化する働きがあり、生理前や更年期などに起こりがちなむくみに働きかけます。

ビタミンB6はレバーや魚介類(さんま、かつおなど)、大豆製品、バナナなどに多く含まれています。青汁の材料ではケール、明日葉、モロヘイヤから多く摂取できます。

マグネシウム

血圧や血液循環に関わるミネラルです。マグネシウムが不足するとむくみやすくなるとともに、血圧上昇や動脈硬化などを招きやすくなります。

マグネシウムは通常の食生活で不足することはあまりありませんが、生活リズムが乱れていたりストレスに囲まれた生活を送っていたりすると、知らず知らずのうちに多く消費され、不足気味になることがあります。たとえ多く摂り過ぎても吸収されることなく体外に排出されるので、過剰摂取については心配はありません。

マグネシウムは大豆製品や玄米、海藻類、そして近年大ブームを巻き起こした”にがり”などに多く含まれています。青汁の材料ではケール、モロヘイヤから多く摂取できるでしょう。

カルコン

明日葉の茎を切ると、その断面から黄色い液体が染み出てきます。これが明日葉特有の成分カルコン。強い抗酸化作用とその色から「黄金のポリフェノール」とも呼ばれる成分です。肥満に働きかけることで知られているカルコンですが、血液やリンパ液の循環を良くする働きがあり、むくみの解消にも効果的です。

クマリン

むくみを解消するハーブとしてサプリメントなどで人気の高いメリロート。このメリロートに含まれている有効成分がクマリンです。クマリンには利尿作用があるほか、血流の改善(血栓予防)効果や抗菌効果などを持つことも知られています。バニラ系の芳香を持っており、桜餅の葉にもクマリンが含まれています。

クマリンは明日葉やパセリ、柑橘系の果物などに含まれています。

ルテオリン

ルテオリンは数多くの薬理効果と抗酸化作用を持つフラボノイドの一種です。むくみを解消するほか、アレルギー症状の緩和や免疫力の上昇などの作用があり、将来的にはアトピー性皮膚炎、花粉症、糖尿病の治療などにも活用されることが期待されています。

多く含まれているのはえごまやセロリ、ピーマン、シソ、ミントなどのハーブ。青汁の材料では明日葉やブロッコリーから摂取することができます。

食物繊維

一見無関係にようにも思えるむくみと食物繊維。実は便秘からもむくみが引き起こされることがわかっています。それは便秘状態になると体内の水分が巡りにくくなり、体の末端である手や足に余分な水分が滞ってしまうから。これを改善するには食物繊維の摂取が効果的というわけです。

食物繊維はご存知のように野菜に多く含まれています。どの青汁を選んでも食物繊維自体は豊富に摂ることができますが、商品によって水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが異なっているため、便秘の原因によってはすんなり効果が出てこないケースもあり得ます。いくつかの商品を試してみて、ぜひ自分のお腹の調子に合う青汁を見つけてください。

水分

「体の中に水分が溜まるのがむくみなんだから、水分の摂取を控えたらいいのでは?」と思ってしまいますが、実はこれは必ずしも正しいとは言えません。明らかに水分の摂り過ぎでむくんでいる場合には水分の摂取を控えますが、体内の水分が不足していてもむくみを引き起こしてしまいます。

これは体が生きるために必要な水分を蓄えようとするから。さらに、体内が蓄えモードに入っているときに水を一気に飲むと、その水分は体内でうまく巡らず、しかも尿としても排出されないことになり、余計にむくみを招いてしまいます。水分は常に適切な量を、しかも一気に飲むのではなく少しずつこまめに摂ることが大切なのです。

むくみ解消にはどんな青汁がおすすめ?

むくみ解消にターゲットを絞るなら、カルコン、クマリン、ルテオリンの3つの強力成分を揃えた明日葉に軍配が上がります。まずは明日葉がメインのものか、もしくは多めに配合されている青汁を選ぶことをお勧めします。

カルコンなどは含まれていないものの、ケールもカリウムを始めとした栄養成分がバランスよく含まれています。好みによってはケールベースのものを試してみる価値は十分にありそうです。

こうして青汁を飲むとさらに効果的!

青汁を何に溶かすかでプラスの効果を期待することができます。例えばむくみの原因がホルモンバランスにあると考えられるなら、女性ホルモンに似た働きを持つ豆乳に青汁を溶かして飲んでみるのもひとつの方法です。

同じように、便秘がちなら牛乳に溶かして。水分が不足しているならミネラルウォーター(人肌程度に温めたものなら吸収が良くなりさらに効果的です)、もしくはスポーツドリンクに溶かして飲んでみてください。

プラスの対策でむくみを解消

むくみは生活習慣に大きく関係しています。特に塩分の摂り過ぎは体に水分を蓄え込む原因になります。アルコールも代謝に水分を多量に消費するのでむくみを生む元に。お酒を飲む際にはおつまみに塩分の多すぎるものを避けるといったひと工夫が、翌朝の大惨事を防ぎます。

適度な運動習慣もむくみの予防には効果的です。特にふくらはぎや足首がむくみやすい方は、脚の筋肉が衰えているケースが少なくありません。脚の筋肉が鍛えられると、下半身に降りてきた水分を上半身に向けて戻す力になります。ウォーキングやスクワットなど、できるものからでいいので少しずつ取り組んでみてください。

むくんでしまったら、マッサージやツボ押しでやさしくケアを。入浴や半身浴も効果的です。むくみを放置すると下半身ならセルライト、顔ならたるみに繋がる危険性があります。決してむくんだままにしないように気をつけましょう。

青汁には様々な効果が期待できますが、その中でもむくみの解消は目に見える結果が短期間で出やすいもののひとつです。上記のような対策を取りながら、ぜひ青汁を飲んでみてください。「あれ、最近なんだか脚がむくまなくなったかも?」と気づく日は、それほど遠くないはずです。

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