青汁は作り置きしても大丈夫?

青汁は作り置きしても大丈夫?
野菜ジュースには1リットルサイズの商品を見かけますが、青汁ではそのような大容量タイプの商品を見かけません。

ジュースタイプ、冷凍タイプはもちろんのこと、粉末タイプの青汁でも1回分を個別に包装したものがほとんど。いちいち作らないといけないのは手間がかかって面倒だなと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最近では紙パックに入った青汁も登場していて、そうした商品は開封しない限り保存したり持ち歩いたりが可能ですが、それよりも自分で事前に作っておいて、ペットボトルやマイボトルで外に持ち歩きたいという方もきっと多いはず。でも、果たして青汁は作り置きしても問題はないのでしょうか?

青汁はそのたび作って飲むのが原則

ほとんどの青汁メーカーは飲む前に1杯分ずつ作ることを前提にしており、青汁を作り置きすることは勧めていません。

とりわけ添加物を使用していない青汁は、作った青汁だけでなく、開封したパウダー自体もできるだけ早く使い切ることを勧めています。これはどうしてなのでしょうか。

1.栄養素は光や水分などによって劣化しやすい

青汁に含まれる栄養素の中には光や熱、水分、酸、時間の経過などによって成分が破壊されたり変質したりするものが少なくありません。特に作り置きする場合に問題になりやすいのは水分に混ぜること。

青汁が粉末の状態であれば品質も長期間安定しているのですが、水分と混ぜることで一気に劣化しやすくなるというわけです。

特に栄養素の劣化の大きい例がビタミンC。また、青汁の主原料として使われる大麦若葉や明日葉などに含まれているSOD酵素なども時間とともに失活する割合が増えてしまいます。

2.保存料や酸化防止剤が使用されていない青汁もある

人気の高い青汁の多くは「無添加」の商品です。この無添加とは、ほとんどが香料や着色料、保存料などといった食品添加物を使用していないことを指しています。

健康を気にする方にはあまりイメージが良くない食品添加物ですが、実際には一言で食品添加物と言っても人工甘味料から酸化防止剤、栄養強化剤、食品を加工するためにどうしても必要となる製造用剤など様々な種類のものがあります。

例えば豆腐を作るための「にがり」も添加物の一種です。このように添加物と言っても全てが「悪」ではないのですが、一部安全性について十分な確認ができていないと指摘されるものがあるのも事実です。

「無添加」の青汁を選べばそのようなリスクを避けることができます。その分保存性や利便性については少し遅れを取ることになってしまいますが、せっかく健康のために青汁を飲むのですから、少しだけ我慢が必要なのかもしれませんね。

3.衛生面に問題が起こりやすい

しっかり殺菌したつもりで、時間とともに雑菌が繁殖しやすい状態になってしまうのがマイボトルの欠点。たくさんの素材が混じり合っている青汁は、ミネラルウォーターや無糖のお茶などに比べても雑菌が繁殖しやすくなっています。

特に気温や湿度の高い季節には注意が必要ですし、直接口をつけて飲むことでその危険性は大きく増します。最悪の場合食中毒を引き起こす恐れもあるため、保存状態には細心の注意をはらいましょう。

青汁の作り置きは絶対にダメ?

青汁は作ってすぐに飲むのがベストではありますが、保存料の含まれていない青汁だからといって、作って直ちに劣化してしまうわけではありません。衛生的な環境が確保されているのであれば、水に溶かした青汁は冷蔵庫で2日程度はもつと考えられます。

冷蔵庫がない環境、例えば外に青汁を持ち出したいのなら、ぜひその日のうちに飲んでしまいましょう。例えば朝作った青汁をお出かけ先で飲んだり、お昼ごはんのときに飲んだりというのなら、それほど問題にはなりません。ただし作ってすぐのときに比べたら、栄養価は多少落ちてしまいます。

また、青汁を牛乳や豆乳、ヨーグルトなどに混ぜた場合には、混ぜるもの自体が常温で傷みやすいことを考慮する必要があります。当然のことながら、作り置きを考えるのならこれらに混ぜることはお勧めできません。

最もいい方法はミネラルウォーターと1回分の青汁を準備しておき、飲む直前に混ぜて作るという方法です。これなら品質の劣化も栄養面の損失も最小限に抑えることができます。

その都度作る青汁に勝るものはない!

最もフレッシュな青汁は、材料を揃え、自宅で手作りする青汁であることは言うまでもありません。もちろんその際にも時間の経過とともに栄養素は壊れてしまうため、冷蔵庫で保存しても2日以内には飲み切るようにしましょう。

青汁を手作りする場合には手間がかかるため、何回分かをまとめて作るのも頷けますが、購入した粉末の青汁なら作るのは簡単。栄養補給が青汁を飲む目的であるのなら、やはりその都度作ることをお勧めします。

特に製造過程で非加熱の青汁は品質も栄養価も劣化が早い傾向にあるため、必ず冷蔵し、できるだけ早く飲み切りましょう。季節や環境によっては思っている以上に傷みが早いこともあるので、味や匂いなどに少しでもおかしなところがあったら飲むのをやめてください。

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