青汁を飲むと尿結石になる恐れがあるって本当?

青汁を飲むと尿結石になる恐れがあるって本当?

青汁を飲むと尿結石ができる?!

青汁を飲むと尿結石ができる、尿結石の原因になる…という噂を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

青汁=カラダにいいというイメージなのに、青汁が病気の原因になるなんて本当!?デタラメなのでは?と思うかもしれませんね。

また、青汁を飲みたいけれどこの噂が気になってなかなか青汁に手が出せない…という方もいるのではないでしょうか。

青汁が尿結石の原因になるのは本当なのでしょうか。その謎に迫ります。

怖い!尿結石は激痛!?尿結石ってどんな病気?

みなさんは尿結石という病気をご存知ですか?
尿路結石ともいい、もしかしたら経験したことがある方や身近な人が経験したという方もいるかもしれません。

尿結石といえば、「痛みの王様」「陣痛、歯痛に並ぶ三大激痛の一つ」など「痛み」のイメージが強いと思います。

尿結石にも自覚症状のある場合とない場合があり、自覚症状のある場合は、痛すぎて歩けない、のたうち回るほどの激痛を感じたり、痛みで顔面蒼白になったり嘔吐してしまったり、なかにはあまりの激痛に失神する方もいるようです。

筆者の知人も尿管結石を経験しましたが、その方はあまりの痛みに救急車で運ばれました。
結石自体は誰でもできる可能性があるのですが、結石が尿管より小さければ痛みを感じることもなく自然に排出されます。

ところが、できた結石が尿管より大きいと尿管を塞いでしまいます。
尿管が塞がると腎臓で尿が作られるにつれて結石の位置まで圧力が高まり激痛に襲われます。尿路結石は女性よりも男性に多く、特に30代くらいの働き盛りの男性に多いと言われています。

また、尿路結石は糖尿病持ちの人の約2割に合併症として発症するほか、動脈硬化などの生活習慣病にも結びついています。

尿結石の原因

結石自体はシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの塊です。
尿結石ができる原因は動物性タンパク質の過剰摂取などといった食の欧米化やストレスなどが挙げられています。

結石の成分であるシュウ酸などを多量に摂取すると、体内のカルシウムと結びついてシュウ酸カルシウムとなり、尿結石の原因となります。
シュウ酸はほうれん草などに多く含まれており、青汁の成分である野菜にもシュウ酸が含まれていることから青汁が尿結石の原因になるという噂に発展しているのかもしれません。

青汁も尿結石の原因になる?

青汁の成分にはシュウ酸を含むものもありますが、1日の目安量を超えて飲むようなことをしなければ青汁が尿結石の直接的な原因になることは考えにくいです。
青汁を1日に何杯もガブガブ飲むことを続けたりしなければ、青汁で尿結石になるかも…と過度に心配する必要はありません。

青汁を飲むことによって尿結石にならないかと心配するよりも、動物性タンパクの多い肉類中心の食生活になっていないか、水分不足になっていないかなど日頃の食生活や生活習慣を見なおしたほうが結石対策には有効だと思います。

青汁を飲みたいけれど結石が怖い…と怖がる必要はありません。
ただし、人によってはシュウ酸の摂取を控えなければならない場合もあります。
過去に結石ができたことがあって医師から何らかの食事制限を言い渡されている場合は青汁を飲むにも医師と相談してからにしましょう。

青汁を飲みたいけれど尿結石が怖い人はどうすればいい?

とはいえ、なるべく尿結石のリスクは回避したい…とお悩みの方は、青汁の選び方や飲み方を工夫してみてはいかがでしょうか。

シュウ酸が除去されている青汁を選ぶ

ほとんどの青汁はシュウ酸が除去されているようですが、注意が必要なのは生の野菜をそのまま搾って冷凍されているタイプや自分でつくる自家製タイプです。

シュウ酸が多く含まれる野菜の代表にほうれん草がありますが、普段ほうれん草を食べるときはゆでたり調理をすることでシュウ酸が除去されます。

生でつくられた青汁はシュウ酸が除去されていないので、除去されている青汁より尿結石のリスクが高まります。

その一方で、生だからこそ他の栄養素が破壊されずにまるごと摂れるというメリットが捨てがたいのも事実です。

他の青汁と併用してたまに飲むだけにするなど、毎日飲まないようにするのもよいでしょう。

シュウ酸が多い原料を避ける

シュウ酸が除去されているかどうかわからない場合は、シュウ酸が多く含まれる原料の青汁を避けるのも手です。
シュウ酸は、ほうれん草、モロヘイヤ、レタス、ブロッコリー、チンゲンサイ、セロリなどに多く含まれます。

結石の原因になるほど含まれていることはまずないと思いますが、心配症な方やどうしても結石のリスクを少しでも回避したいという方はこれらのシュウ酸が多めの野菜が含まれていない青汁を選ぶと安心して飲めると思います。

また、青汁の原料である桑の葉や明日葉も比較的多めですが、ケールはシュウ酸が少なめなようです。
シュウ酸が心配な方はケールを主原料とした青汁を選ぶのも良いでしょう。

カルシウムが多めの青汁を選ぶ

結石はカルシウムが不足するとできやすくなります。
そこで、カルシウムを適度に摂取することも結石予防に有効といえます。
幸いなことに青汁はカルシウムが豊富ですし、なかにはカルシウムが強化された青汁も販売されています。

尿結石のリスクを減らすためにもカルシウムが含まれる量に着目して青汁を選んでみてもよいかもしれません。

青汁と尿結石の関係まとめ

いかがでしょうか、青汁は適量であれば尿結石の原因になることはまずなさそうです。
カルシウムが豊富に含まれているので、適量であれば尿結石の原因になるどころか予防にもよいといえるかもしれませんね。

尿結石になるという噂が怖くて青汁になかなか手が出せなかった方も、安心して青汁に挑戦してみてください。

もし、過去に尿結石になったことがあって食事制限が必要な方や、激痛のトラウマから噂とはいえ気になってしまう、少しでも尿結石のリスクからは逃げたいという慎重派の方は、シュウ酸が除去されている青汁やシュウ酸を含まない原料のものを選ぶといいかもしれません。

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