青汁に期待できる効果

青汁に期待できる効果
1日の野菜の摂取目標値は350g。でも現代の日本人は全ての世代でこの数値を達成できていません。野菜不足を手軽に解消してくれる青汁ですが、具体的に、青汁を飲むことでどんな効果を期待することができるのでしょうか?

青汁の効果1:デトックス

青汁には体内の余分な水分や毒素を追い出したりお通じをスムーズにする成分が豊富に含まれています。青汁を飲み始めて最も早く実感できたという方が多いのが、このデトックス効果についてです。

むくみ解消

手足や顔などに現れるむくみ(浮腫)は体内の水分が異常にたまった状態。病的なものもありますが、塩分のとりすぎが引き起こすことも少なくありません。青汁に含まれるカリウムには利尿作用があり、塩分=ナトリウムを尿と一緒に排出する働きがあります。むくみの解消とともに、難しいと言われる塩分のコントロールの問題も同時に解消できるというのは大きなメリットです。

明日葉には独自成分のカルコンが含まれており、こちらもカリウムと同様に水分を排出する効果にすぐれています。

毒素の排出効果

青汁には体外から取り込まれる有害な毒素や体に溜まった老廃物を排出する効果がある成分が豊富に含まれています。その代表的なもののひとつが水溶性食物繊維。体内の不要な脂肪や老廃物を絡め取り、スムーズな排泄へと導きます。

同じく、緑色の野菜に多く含まれるクロロフィル(葉緑素)は、カドミウムや鉛、ダイオキシンといった有害成分を排出する効果を持っています。

ケールに含まれているセレンは強力な抗酸化作用を持ち、体内の毒素の増加を防止するミネラル。癌の予防を視野に入れた研究も進んでいます。過剰摂取はかえって良くないことがわかっているので、サプリメントで摂るより適度な量を青汁で摂取するのは理に適っています。

便秘を解消する効果

便秘を解消する効果で知られる食物繊維には、便の量を増やす水溶性食物繊維と腸の蠕動運動を促す不溶性食物繊維の2つの種類があります。ほとんどの青汁にはこの両方の食物繊維がバランス良く含まれています。

青汁の中にはオリゴ糖、ビフィズス菌、乳酸菌、難消化性デキストリンなどが配合されているものがあり、こうした成分も便秘の解消に一役買ってくれます。

青汁の効果2:生活習慣病の予防

青汁には生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)の対策に効果を発揮する成分が多く含まれています。抗酸化作用を持つビタミン(β-カロテン、ビタミンC、Eなど)やミネラル、ポリフェノールは血管内の脂質の酸化による動脈硬化を予防します。

生活習慣病の予防に効果を発揮する注目の成分は、桑の葉に含まれるDNJ(1-デオキシノジリマイシン)やQ3MG(クエルセチンマロニルグルコシド)、大麦若葉と明日葉に含まれるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、明日葉に含まれるカルコンやクマリンなど。これらの成分は通常の食事からはほとんど摂取できないため、青汁から摂取すると効率的です。

青汁の効果3:ダイエット

青汁には豊富な食物繊維が含まれており、お腹の中で水分を含んで膨らむため、食べ過ぎを予防してくれる効果も期待できます。
また、ビタミンやミネラル、アミノ酸がバランス良く含まれていることから、脂肪の燃焼の効率化も期待できます。

青汁の材料ごとに見ると、明日葉には内蔵脂肪を代謝させるカルコンやセルライトの解消効果があると言われるクマリンが、桑の葉には糖の吸収をブロックするDNJが含まれています。青汁によっては酵素も多く含まれ、青汁を置き換えダイエットや酵素ダイエットに活用している方も少なくないようです。

青汁の効果4:アンチエイジング

美肌効果

抗酸化作用や血行促進作用を持つ成分を多く含む青汁。シワやシミなどの老化に伴う肌トラブルに働きかけ、美しい肌へと導きます。また青汁は腸内環境を整える効果にもすぐれています。便秘解消とともに肌がきれいになったという声は、青汁を習慣化している方の間で特に多く聞かれるもののひとつです。

骨粗鬆症の予防にも

青汁には骨や歯の元となるカルシウム、カルシウムの骨への吸収をサポートするビタミンKやマグネシウム、亜鉛が含まれています。ビタミンKやマグネシウム、亜鉛は普段の食事からはコンスタントに摂りにくいうえ、特に亜鉛に関しては体に吸収されにくいという性質を持っています。青汁を毎日飲むことで、これらの成分も安定して補給することができます。

青汁の効果5:体質強化

青汁にはビタミンや微量ミネラルなど、体調を整え体質を強化する様々な栄養成分が豊富に含まれています。青汁を毎日飲み続けることにより、次のような効果も期待することができます。

・免疫力アップ(花粉症、鼻炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどアレルギー症状の緩和、風邪の予防など)
・血行促進による冷え性の改善
・貧血の改善
・疲労感や倦怠感の緩和、夏バテ解消など滋養強壮
・葉酸など、妊娠中や妊活中の栄養補給

さらに”スーパー緑黄色野菜”ケールには「メラトニン」「スルフォラファン」「ルテイン」が含まれ、それぞれ不眠症の改善効果、胃に棲み着くピロリ菌を殺菌する作用、目の健康を守る働きがあることもわかっています。

青汁はいつ飲めば効果的?

青汁は薬ではなく、野菜に準じた食品、栄養ドリンクです。そのため、いつ飲みなさいという決まりはありませんが、効果をアップさせるためのコツはあります。

生活習慣病の予防には

食前に青汁を飲むことをおすすめします。特に糖尿病対策の場合には食後の血糖値の上昇を抑えたいので、食事の前か食事中に青汁を飲むようにします。桑の葉が配合された青汁には糖の吸収をブロックするDNJが入っているため、より効果的です。

効果的にダイエットするためには

青汁にはお腹の中で水分を含んで膨らむ食物繊維が含まれているため、食前に青汁を飲んだらその後の食事での食べ過ぎを防止する効果が期待できます。また、空腹感を覚えやすい食間に青汁を飲むのもひとつの方法です。

青汁を牛乳や豆乳に溶かして効果をプラス

粉末の青汁は水に溶かすのが基本ですが、牛乳や豆乳に溶かすことで風味をアップさせるだけではなく、効果についても強化することができます。牛乳も豆乳も栄養価にすぐれた飲み物ですが、特徴は次のように異なっています。

青汁を牛乳に溶かす

牛乳にはカルシウム、ビタミンB2(リボフラビン)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB12、リン、セレンなどが多く含まれています。栄養バランスがよく、健康的な体作りに大きな役割を果たしてくれます。

牛乳にはカルシウムの吸収を高めるビタミンDが含まれているのは注目すべき点でしょう。青汁にはカルシウムや骨の強化に役立つビタミンKは含まれているのですが、残念ながらビタミンDは全く含まれていません。つまり、青汁を牛乳をプラスすることで、青汁の欠点を上手に補うことになるわけです。また、豆乳にはほとんど含まれていないビタミンAも、牛乳には含まれています。

カロリーは100gあたり61kcal程度。ダイエット中の方にはカロリーに加えて脂質が含まれるのが気になるかもしれませんが、低脂肪乳や無脂肪乳を使えばそれらの分量をぐっと下げることができます。

豆乳を牛乳に溶かす

大豆から作られる豆乳には葉酸(ビタミンB9)、ビタミンE、カリウム、鉄分などが多く含まれています。

牛乳と大きく異なるのはカルシウムの量が少なく、ビタミンDはほとんど入っていないという点。それなら骨粗鬆症対策についてはあまり期待できないと思われそうですが、実はそうでもありません。豆乳には女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが多く含まれているからです。骨を強くする働きはもちろん、更年期障害の症状を緩和したり肌をきれいにしたりする作用も期待できます。

豆乳にも牛乳のように脂質は含まれていますが、牛乳が動物性なのに対して豆乳は植物性と、その内容は違っています。豆乳に含まれる脂質のひとつレシチンにはコレステロールの代謝に働きかけ、記憶力を高め認知症を予防する働きがあります。また、豆乳にはコレステロール値や中性脂肪を減少させることで知られる大豆サポニンも含まれています。

カロリーは一般的な調整豆乳で64kcal程度。牛乳とほとんど変わらないカロリーですが、カロリーを半分程度にカットした豆乳飲料も多数登場しています。

このように、牛乳と豆乳は性格が大きく異なるため、どちらがより青汁に適しているとは言えないというのが実際のところです。期待する効果や味の好みからお選びになってみてください。

このページの先頭へ