中国産青汁の危険性

中国産青汁の危険性
野菜の残留農薬の危険性、食品偽造問題・・・、こういった問題は日本でも起こっていますし、中国に限った話ではありません。
しかし、健康のために毎日飲む青汁に危険性が潜むとしたら?

少し怖い話もしますが、なぜ中国産青汁を避けた方が良いと言われているのか、この機会にしっかり学びましょう。

中国産野菜の危険性と実例

何かと不安なニュースが後を絶たない中国産の食品ですが、実際に何が起こっているのか、どんな危険性があるのか、まずはここから確認していきましょう。
野菜に限らず、食品問題として起こったものを記載します。

◆2002年 中国産冷凍ほうれん草から基準値を超えるクロルピリホスが相次いで検出される
その後、一時的に中国からの冷凍ほうれん草の輸入は止められていましたが、中国国内と日中両国による取り組みで2004年には再開されています。

◆2003年、2005年 茶葉からDDTなどを検出
日本では1971年に農薬使用が禁止されていて、2003年に各国で使用が禁止されたDDTなどの有害農薬が中国茶から検出されています。
また、ジャスミン茶から鉛や殺虫剤も検出されたこともあります。

◆2007年 中国製冷凍餃子による嘔吐が相次ぐ
千葉県で中国製の冷凍餃子を食べた方が嘔吐し、その後日本国内のほかの地域でも似たような事例がおこりました。
原因は冷凍餃子に混入されていた高濃度のメタミドホス(農薬)や有機リン系殺虫剤であることがわかります。
毒物を混入させた容疑で食品会社の元従業員が拘束され、会社の待遇に不満があったために行ったなどと供述し、無期懲役が言いわたされています。

◆2008年 粉ミルク汚染
中国国内で有害物質であるメラミンが混入された粉ミルクを飲んだことにより、赤ちゃんの腎臓結石が多発するという事件がおこりました。
日本国内でも中国産の加工食品からメラミンが検出されて、回収が行われました。

◆2008年 冷凍いんげんで食中毒
中国製冷凍食品のいんげんから化学物質であるジクロルボスが検出されました。最大検出量は日本の食品安全基準の34500倍にもなり、残留農薬とは考えられないほどの量です。

◆2014年 期限切れ鶏肉を使ったナゲット製造
マクドナルドやファミリーマートにも影響を与えた食品問題です。記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

主な実例を挙げましたが、この他にも疑わしいものはいくつも存在しますし、日本に影響していない中国国内の食品問題もまだまだあります。

いろいろなことがあってようやくという感じですが、中国は2008年に中国国外に向けて輸出する野菜に毒性の高い有機リン系殺虫剤5種類(メタミドホスを含む)の使用を禁止しています。

利益のために法を目をくぐり抜けて危険性の高い有害農薬を使用している農家はゼロではないでしょうが、対策が進んでいるのは確かです。

◆中国で生活してみて
何年も前の話になりますが、筆者(ふたごのひつじ)は中国上海のアパートを借りて単身滞在したことがあります。その際の注意点として

・生水を飲まないのは当たり前
・外食するなら箸や食器はウェットティッシュで拭くこと
・サービスででてくる無料の水やお茶は飲まない。飲み物は別に注文してフタが開封されていないことを確認すること
・生野菜、生卵は絶対に食べないこと
・卵、肉類、乳製品などはできれば日系のスーパーで買うこと(割高になりますが、安全度は上がります)
・野菜は野菜洗浄用の専用洗剤か食器用洗剤を使ってしつこいくらいに洗うこと。水洗いだけでは不十分
・日本では皮をむかないような野菜(きゅうりなど)も皮をむくこと

などの注意がありました。

中国のスーパーに行ってみると、賞味期限の切れた食品が並んでいることがザラにあるし、記載されていないものもあります。
衛生面も日本人には信じられない・・・というような状態です。
それでも外食するよりは自炊した方が安全だとも言われました。

なぜ中国産野菜を使うの?

残留農薬の不安、食品偽装の不安、わたしたち消費者視点で考えると、そもそも輸入しなければいいじゃん!という気持ちになりますが、なぜ日本でも中国産野菜が使われるのでしょうか。

◆理由は値段の安さ・・・
スーパーで同じ野菜が並んでいたとして、安い方はだいたいが中国産じゃないですか?にんにく、しいたけなどがわかりやすいと思います。うなぎもそうですね。

日本の国産野菜は安全基準がとても高く、クリアする農作物を育てるためには手間と人件費がかかるため、その分が価格に反映されてしまいます。そうじゃないと農家さんはやっていけません。

スーパーで自分たちが食べる分を買うなら国産を選ぶことができますが、油断はできません。

ドレッシングなどの調味料に含まれている野菜はどうでしょうか。コンビニ、ファストフード、ファミレス、宅配ピザに使われている野菜は?

経済事情にあわせて中国産野菜を選ぶことを否定はできませんが、中国産野菜は日本ほど管理体制が整っていない、管理の目が行き届いていない環境で育てられていることは知っておきましょう。

中国産野菜はこれからも日本に出回るのか?

外食業界においてはまだまだ中国産野菜が利用される現状が続くと思われますが、スーパーでは産地や生産者を記載した野菜も増えてきています。
わたしたちが野菜を買うときに、自分で選べるものは値段が安くても中国産野菜を避けて国産野菜を選び続けることも安全な国産野菜の流通を増やすことに繋がります。

◆国産野菜にこだわる外食チェーン店とその結果
中国産野菜を使っているレストランが「うちは中国産を使っています!」と堂々とのぼりを掲げていることはまずないですよね。厳しい見方ですが、それは言わない方が都合が良いからなのではないでしょうか。

少し話がそれますが徹底して国産野菜を使うことで、若い女性にも注目されている外食チェーン店があります。それは長崎ちゃんぽんでおなじみのリンガーハットです。

リンガーハットは使用する野菜を徐々に国産野菜に切り替え、1年かかって2009年に全店舗で100%国産野菜を採用するようになりました。

さらに2010年には麺に使用する小麦粉、2013年にはぎょうざの主原料もすべて国産原料を使用しています。

女性に人気が高い「野菜たっぷりちゃんぽん」には国産野菜が480gも使われています。野菜の1日の目安量は350gなので、この1杯でクリアできることになりますね。

こういう健康・安全・安心な取り組みは消費者にも認められています。リンガーハットは2009年に過去最低の業績赤字を叩き出したのですが、なんと2016年には過去最高業績を更新しているんです。

この見事なV字回復の背景には安全な国産の野菜がたくさん食べられるということで女性からの支持を得たということが大きく影響しています。健康志向が高まっているということと、リンガーハットの企業努力が実を結んだということですね。

本当に安全な食品を求める消費者が食品業界を動かした結果と言っても過言ではない例だと思います。

青汁にも中国産野菜は使われているの?

結論から言うと使われています。
特にドラッグストアで販売されている激安の青汁には中国産野菜が使われていることが多いです。

たとえば山本漢方「桑の葉若葉粉末青汁100%」も中国産の原料を使用しています。パッケージには徹底した品質管理をしていることは記載されていますが、中国産の原料を使用していることは記載されていません。

今現在、中国産原料を使用している青汁による健康被害の報告はありませんが、2002年に中国産のケールからクロルピリホスが検出されたことはあります。
それからここ数年気になるのは、PM2.5による大気汚染ですよね。

中国産の全ての野菜が農薬まみれだと考えるのは早計ですが、日本に訪れた中国人観光客が青汁を購入する際は、日本産の原料で作られていることを確認するという情報もあります。自国の野菜は信用できないということなのではないでしょうか。

本当に安全な産地を求めた結果、「お茶村 神仙桑抹茶ゴールド」のように人も動物も住んでいないような中国の過酷な山地に畑を作ることをあえて決めたようなメーカーさんもありますし、消費者目線で考えると安い製品は本当にありがたいです。

でも、青汁の原材料が同じで内容量も同じなのに、値段が3分の1~5分の1というのはやっぱりおかしいと思わなければいけません。安い青汁には安くできる理由があるのです。

「国産青汁」なら大丈夫?

こちらも結論から先に言うと、必ずしも大丈夫とは言えません。
日本の法律には22食品群と個別に原料原産地の表示が規定されているもの4品目に該当するお魚やお肉、一部の加工食品を除いては、原産地を表示する義務がないんです。

中国で栽培された野菜を使っていても日本国内が最終加工地であれば国産青汁として販売しても良いんです。

ハァ?と思わなくもないのですが、法律違反には当たりません。
大事なことなのでもう1度言います。必ず覚えておいてください。

青汁は原料の産地が日本でなくても、最終加工地が日本国内であれば「国産」と表記しても良いことになっています。

青汁のパッケージに産地が全く書かれていない、また「国産」と書いてあるけど具体的な産地が記載されていない場合は、メーカーに直接問い合わせてみる、購入を見送る勇気も必要です。

安全な青汁の選び方が知りたい!

サンスター健康道場「粉末青汁」
中国の食品問題、中国産野菜の懸念を見てきましたが、いちばん重要なのは、どうやって安全な青汁を見分けるのか?という点ですよね。
消費者には選ぶ権利もありますし、自衛の手段もあります。本当に安心できる青汁を選ぶためにわたしたちができることをお伝えします。

原産地の確認は必ず行って

26品目以外は原産地を記載する必要がない以上、国産とはいったい何なのでしょうか。「国産」の二文字はもはや何のあてにもなりません。
本当に信頼できる青汁にはパッケージや公式サイトに国産以上の原産地の記載があります。

例えば、サンスター「粉末青汁」に使われている原材料はブロッコリー、ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤですが産地はこうなっています。

・ブロッコリー:宮崎県、鹿児島県、岡山県、北海道産
・ケール:宮崎県、大分県、熊本県、島根県、静岡県産
・大麦若葉:福岡県、大分県、熊本県産
・明日葉:東京都八丈島産
・モロヘイヤ:島根県産

マイケア「ふるさと青汁」の主原料である明日葉、桑の葉、大麦若葉は

・明日葉:東京都八丈島産
・桑の葉:島根県産
・大麦若葉:熊本県産

となっています。

このように、「国産」以上の産地がしっかりわかるかどうかは本当に重要です。

中国産野菜を使用している場合の記載パターンは大きく分けると3つになります。

1.「国産」と記載されているが原材料の産地は書かれていない
2.中国産であることが記載されている
3.産地について全く触れていない

1と3は原産地を確かめる必要があります。2の場合はメーカーに信念があって中国産野菜を選んでいるのであれば、その理由や残留農薬検査結果などがパッケージや公式サイトに記載されているはずです。

知名度の高いメーカーの青汁は安全度が高い

サントリー「極の青汁」、ファンケル「本搾り青汁ベーシック」など、知名度の高いメーカーが製造している青汁に中国産野菜が使用されていることはまずありません。

徹底した管理のもと、契約農家で栽培されている原料を使っていることがほとんどです。

それから、青汁を中心に製造しているメーカーの製品も非常に安全度が高いです。こういったメーカーは、本当に良い青汁をわたしたちに届けるために自社の畑や契約農家で無農薬栽培した原料を使用したり、有機JAS認定を取得するなどの大変な努力をしています。

メーカーに問い合わせてみる

青汁のパッケージには問い合わせ先の電話番号が記載されています。実際に電話をかけてみると、その場で疑問に答えてもらえる場合もあれば、問い合わせにも関わらず、電話番号と氏名を求められるなど対応は様々です。

ここできちんと回答してもらえる場合は安心できると考えて良いと思います。逆に納得のできる答えがもらえなければ他の製品を選んだ方が無難です。

ネットで安全性が確認できる青汁を選ぶ

わたしたちがあまり知らないメーカーでも、青汁作りに真摯に取り組んでいる会社さんもたくさんあります。

Amazonや楽天市場などのショッピングサイトで購入できる青汁も、公式サイトを確認してみましょう。産地、製法、青汁作りへのこだわりなど、より多くの情報を知ることができます。

有機JAS認定されている青汁を選ぶ

有機JAS認定マークは農林水産大臣が認めた品質基準、表示基準に合格した農林物資の製品にのみつけることができます。

認定されるには大変厳しい基準を満たさなければならず、また認定後も有機JAS認定にのっとった生産を行っていることを確認するために、認定農家などの検査を最低でも年に1回行うこととなっています。

つまり有機JAS認定を受けている青汁を選ぶと格段に安全性が上がるということ。

有機JAS認定を受けている青汁は

などです。

この青汁なら安心!という製品が知りたい

青汁の中には「無添加」「添加物不使用」と書かれているのに原材料を見ると野菜以外の材料が使われている製品があります。

これがまかり通るのは、ミネラル、ビタミン、食物繊維などを栄養強化のために添加しても添加物とはならないため。

実際マイナスになることはありませんが、野菜不足解消のための青汁に人工的な成分が添加されていると考えたときに、この1杯を飲むことは本当に体のためになっているのかと疑問がわいてくることもあるのではないでしょうか。

原材料が国産野菜のみで、食品添加物も使用されていない本来の意味での青汁のひとつがサンスター「粉末青汁」です。

サンスター「粉末青汁」は、1袋にたっぷり10gの粉末が入っていますが、原材料はブロッコリー、ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤで、食品添加物は使われていません。粉末化した野菜をそのまま食べるようなイメージで毎日飲める青汁です。

粉末量が多いためやや溶けにくく、野菜そのものの味が感じられることから飲みにくいと思う方もいらっしゃると思いますが、野菜でできている青汁こそが本当の青汁です。

飲みやすい青汁の方が続けやすい場合も、人工甘味料でおいしく調味されている製品ではなく、サンスター「粉末青汁」のような製品を牛乳・豆乳などで飲む、甘さが欲しいときははちみつなどを少し混ぜるなど、安全においしくできる工夫を試してみて下さい。

納得できる青汁を選んで毎日を健康に過ごそう!

需要と供給という言葉のとおり、中国産野菜もわたしたち消費者の需要のもとに使われていると考えることもできます。そこには国同士の関係性というデリケートな事情も少なからずありますが、わたしたちの選択基準がとにかく安さ!という方向に傾くと中国産野菜の輸入は増えるかもしれません。

青汁も同じです。原料が野菜である以上、中国産の方が安く製品化できるため、わたしたちが安さばかりを望んでしまうと中国産青汁なのに国産と記載された製品が増えてしまうかも。

毎日飲み続ける青汁だからこそ本当に安心して飲める国産青汁を選んで、体も心もスッキリできる青汁ライフをぜひ楽しんでください。

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