青汁の賞味期限・消費期限

青汁の賞味期限・消費期限
青汁は野菜をフレッシュなまま加工していることから、野菜に含まれる栄養成分を余すことなく摂取することができます。ただしあくまでも野菜ではなく健康食品の括りになるため、当然のことながら賞味期限が存在しています。

青汁の賞味期限は一般的にどのくらいなのでしょうか。また、賞味期限切れの青汁は摂取してはいけないのでしょうか。

青汁に記載されているのは消費期限?賞味期限?

食品には「消費期限」が設定されているものと「賞味期限」が設定されているものとがあります。まずこの2つの違いについておさらいしておくことにしましょう。

消費期限

消費期限は「安全に食べられるのはいつまでなのか」を記したものです。消費期限が記されているのは比較的傷みやすく、品質が落ちやすい食品。

例えばお弁当や惣菜、調理パン、生麺などに表示されているのは消費期限です。食品によって当日中に食べることを勧めるものもあれば、製造日から5日ほど先の日付が指定されているものもあります。

腐敗しやすいものについては時間まで細かく指定されているものも見かけられます。梅雨時期や夏場は少し短めに期限が設定されている食品もあります。

賞味期限

賞味期限は「おいしく食べられるのはいつまでなのか」を示したものです。消費期限が設定されているものに比べると長期にわたって保存が可能なものに設定されています。食品によっても異なりますが、豆腐や納豆、牛乳、卵といった食品には製造から1~2週間先に賞味期限が設定されています。

それより長期にわたって品質を保持できることから、保存用の食料として利用できるものもあります。例えば乾麺や缶詰、清涼飲料水、スナック菓子などでは、いずれも製造日から数ヶ月、ものによっては数年にわたって品質を保持でき、おいしくいただくことができます。

消費期限・賞味期限が過ぎると食べられない?

消費期限や賞味期限を過ぎてしまった食品は食べられなくなってしまうのでしょうか? これについては消費期限と賞味期限を分けて考える必要があります。

消費期限の場合には判断のポイントが品質に置かれているため、期限を過ぎたら基本的には食べないほうが無難でしょう。でも、決められた期限を過ぎてしまったからと言って、ただちに食べられなくなるわけではありません。

例えばお弁当であれば、少しご飯がぱさついていたり、おかずが硬くなっていたり……などといった多少の劣化はあっても、傷んでいない限りは食べても問題はないわけです。

ただしその間の安全性はメーカーや販売店が保証してくれるわけではありません。傷みがないことを見た目、匂い、味などを十分確認したうえで、自己責任でお召し上がりください。

一方、賞味期限を判断するポイントは味。つまり、期限を少し過ぎて味が落ちたとしても、品質自体には問題のないグレーゾーンもいくらか存在することになります。

このグレーゾーンとしてどの程度の幅を持たせるのかは食品の種類やメーカーの考え方によっても異なりますが、実際に品質の問題が出始める時期の7割から8割程度の地点を賞味期限としているケースがほとんどです。

例えば賞味期限が1年に設定されているものは、期限が切れた後でもさらに2~3ヶ月程度は食べても問題はないと考えられます。

でも、この場合もあくまで自己責任。よく確認した上で食べるかどうかを決めてください。設定された賞味期限から先はメーカーや販売店では品質を保証していないことはよく覚えておきましょう。

開封後は期限に限らず早く食べる

消費期限も賞味期限も、どちらも未開封で、なおかつ保存状態が適切である場合に限ります。一旦開封したものは品質が保たれなくなるため、すみやかに食べきることが必要となります。

また、未開封でも保存環境の条件を満たしてないものは腐敗が起こりやすくなるため要注意。要冷蔵だったり直射日光を避けたりといった保存条件があるものは、必ずその指示に従うようにしてください。

では、青汁の賞味期限は?

青汁にはいくつかのタイプがあります。主なものとしては次のようなものが挙げられます。

・粉末タイプ
・錠剤タイプ
・冷凍タイプ
・ジュース(液状)タイプ
・ゼリータイプ

青汁の賞味期限はこれら商品のどのタイプなのかによってかなり異なっています。タイプ別にどの程度の設定となっているのかをご紹介しますが、現状では記載が義務づけられているのは賞味期限だけなので、製造年月日が明記されていない商品も少なくありません。

商品ごとに実際の賞味期限が製造から何ヶ月間、もしくは何年間になっているのかは判断しにくいものも多いため、これらはおおよその目安としてお考えください。

粉末タイプ

水や牛乳など好みの飲み物に溶かして飲む粉末タイプは今最も多く流通しているタイプの青汁です。

粉末タイプの賞味期限は、多くが1~2年とかなり長期間持ちます。この保存性の良さが人気の理由のひとつだと言えるでしょう。

ただ、1回分ごとに小分けされているものは保存しやすいのですが、大袋に一括で入っているものは開封したら賞味期限前でも劣化する可能性があります。もちろんすぐに傷むわけではありませんが、湿気ったりゴミが入ったりもしやすいので、十分に注意しながらできれば1ヶ月程度で飲みきるようにしましょう。

大袋に入っているタイプは価格から見るとお得なのですが、賞味期限や安全性を考えるのなら個別包装されているものの方が確実性があり、良いということになるかもしれませんね。

錠剤タイプの青汁

青汁というよりは野菜を素材としたサプリメントのイメージが強い錠剤タイプ。こちらも粉末タイプ同様、賞味期限は2年ほどと長期間の保存が可能となっています。

保存性にすぐれてはいますが、一旦開封したら賞味期限前でも早めに飲みきる必要があります。湿気ったら劣化するので、乾燥剤の入っているものは捨てずに、飲みきるまで一緒に入れておくようにしましょう。

冷凍タイプの青汁

作った青汁を瞬間冷凍させた冷凍タイプは鮮度が命。でも冷凍されているから長期間の保存が可能かと思いきや、3ヶ月~6ヶ月程度と粉末青汁より賞味期限は短く設定されています。これは冷凍タイプの青汁のほとんどが保存料を使用していないこと、家庭用冷凍庫の性能や使い方なども関係していると考えられます。

逆に言えば、冷凍がしっかりと保たれている環境であれば賞味期限よりずっと長く飲める可能性がありますが、同時に風味が落ちる可能性もあり、やはり冷凍タイプも早く飲みきるに越したことはありません。

冷凍タイプの青汁は、一旦解凍したら保存が利きません。解凍した当日、もしくは遅くとも翌日には飲みきるようにしてください。また、品質が著しく劣化するため、解凍したものを再度冷凍することは避けましょう。

ジュース(液状)タイプの青汁

青汁には缶入り、紙パック入り、ペットボトル入りなどのジュースタイプのものもあります。中にはコンビニやスーパーで買えるものもあり、さっと飲める手軽さが人気です。このジュースタイプの青汁は半年から1年程度に賞味期限が設定されているものが多いようです。

ジュースタイプの青汁も開栓後には保存ができないので、できるだけ早く飲みきるようにしましょう。最も問題となるのは1リットル程度のペットボトルに入った青汁でしょうか。開栓したら必ず冷蔵庫で保存し、3日程度で飲みきるようにしてください。

ゼリータイプの青汁

作るのに手間がかからず、手を汚すこともなく、おやつのように食べられるゼリータイプの青汁。まだ種類は少ないですが、評判のいい注目の商品になっています。このゼリータイプの青汁、商品によっても異なりますが、半年~1年程度の賞味期限になっているものが多いよう。粉末タイプや錠剤タイプと比べれば賞味期限は短いですが、1袋ずつ密封されているため、常温でも安定して保存することができます。

青汁の賞味期限「まとめ」

このように、青汁は賞味期限を過ぎたからと言って、すぐに飲めなくなってしまうわけではありません。どんなタイプの青汁なのかによって変わってきますが、一般論としては1年半ほどの賞味期限が設けられている粉末青汁なら、3~4ヶ月程度過ぎた程度であれば飲んでも問題ないと判断できることになります。

※賞味期限を飲む場合は自己責任でお願いします。

ただ、せっかく健康に良いということで青汁を飲むわけですから、あまりにギリギリの状態のものを飲むのもどうかということになります。

賞味期限内でも食品は時間とともに少しずつ劣化していくことは否めないので、やはりフレッシュなうちに飲むに越したことはないのです。傷んでいておなかを壊してしまった、なんてことになったのでは意味がありません。

やはり、できれば早めに飲みきってしまいたいもの。数十杯分がまとめて入れられているものはもちろん、個別包装になっている商品も開封日をメモしておくと間違いがありません。

青汁は作り置きできないことにも注意が必要です。作った青汁は冷蔵庫に入れ、1日程度で飲みきるようにしましょう。

作った青汁をペットボトルなどに入れ、持ち歩く方がいらっしゃいますが、品質を考えるのなら避けたほうが無難。特に梅雨時期から夏の間は食品が劣化しやすくなるので、作ったらすぐに飲むようにしてください。

中河環

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