青汁vs便秘薬 あなたはどっちに向いている?

青汁vs便秘薬 あなたはどっちに向いている?
青汁といえば、便秘解消に効果があるらしいことは多くの方がご存知かと思います。しかし、便秘解消には青汁以外にも便秘薬を服用するという手段も当然あるわけです。

便秘解消には青汁か、はたまた便秘薬か…とお悩みの方も多いと思います。
青汁vs便秘薬、どちらが便秘解消にはよいのでしょうか?!

そもそも青汁に便秘解消効果はあるのか、青汁と便秘薬の違いは何なのか、便秘解消に青汁を飲んだほうがいい人とは…?その疑問にお答えします。

青汁は本当に便秘解消に効果があるのか?

便秘に悩んでいるなら青汁を飲むといい、便秘解消のためには青汁がいい、などと聞いて青汁を飲み始める方もいるかもしれません。
しかし、本当に青汁は便秘の解消に効果があるのでしょうか?

なかには、「青汁を飲んでいるけれど、便秘が治らない。」「青汁を飲み始めてからますます便秘がひどくなった。」という方もいらっしゃるようです。

便秘に良かれと思って飲み始めた青汁なのに、なぜそのようなことになってしまうのでしょうか。それは、全ての青汁が便秘解消に効果があるわけではないからです。
青汁と一言で言っても、その成分は多種多様です。

青汁を飲む方の中には、野菜不足を解消したいといった便秘解消以外の理由で青汁を飲む方も大勢いらっしゃるので、全ての青汁が便秘解消向けの成分にはなっていないのです。

つまり、青汁で便秘解消を狙うなら、便秘解消に合った成分の青汁を飲まなければ効果が期待できないといえます。

便秘解消に特化した青汁は?

青汁を探せば様々なメーカーが星の数ほどの青汁を販売しています。
ひとつひとつ飲んで試して便秘に効く青汁を探すのは、時間的にも費用的にも現実的に考えて難しいですよね。

まずは便秘によいといわれている青汁に絞って試してみてはいかがでしょうか。

これらは便秘解消によいという口コミが多い青汁です。
それぞれ味や特徴が異なるので、青汁を初めて試す方は何種類かを飲み比べて飲みやすいものを選んでもよいかもしれませんね。

また、お腹の調子をととのえる乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖入りの青汁も気になるところです。

乳酸菌入りの青汁でおすすめなのは、

などです。

毎日乳酸菌を摂りたいと考えている人にとって、青汁も乳酸菌飲料や乳酸菌サプリメントも…といくつも摂取するのはなかなかの手間ですので、青汁を飲むだけで乳酸菌も手軽に摂取できるのは魅力的ですね。

便秘薬での便の出し方と青汁での出し方の違いは?

さて、便秘に悩みつつも青汁を試すべきか便秘薬を試すべきか迷っている方は大勢いらっしゃると思います。

目指すところは排便というゴールのはずですが、そのプロセスに迷うのはなぜでしょうか?

おそらく、さまざまな事情から「便秘薬を使うのはなんとなく不安」「便秘薬に代わる方法で排便を促したい」とお考えだからではないでしょうか。

便秘薬での排便と青汁での排便の違いを知れば、どちらが自分に合っているか考えるヒントになるかもしれません。

便秘薬での排便のメカニズム

まず、便秘薬での排便のメカニズムについてご説明します。
便秘薬はいくつかタイプがあります。

一つは、大腸・小腸刺激性下剤です。処方される便秘薬の中では比較的ポピュラーなもので、大腸や小腸を薬の成分で刺激し、排便を促します。

もう一つは、膨張性下剤です。
膨張性下剤を服用すると、大腸の水分を吸収し、その吸収した水分を便に浸透させます。
そうすることで便が膨張し、大腸が刺激されて排便を促します。
最後は、浸透圧性下剤です。

ドラッグストアで手に入る便秘薬の多くはこのタイプです。浸透圧性下剤の成分は腸で吸収されにくく、腸内にたまっていきます。すると、浸透圧が上がり、便に水分が吸収されて排便が促されます。

便秘薬の種類をご紹介しましたが、いずれもいわば下剤なのです。
下剤は、薬の成分により強制的に排便を促すものです。

効果は比較的早くあらわれますが、吐き気、下痢、腹痛、流産や早産、腸閉塞などの副作用が起こることもあります。

また、繰り返し便秘薬(下剤)を使い続けることでだんだんと効かなくなってくることがしばしばあります。

その場合、便秘薬の服用量を増やしたり、作用の強い便秘薬に頼らざるを得なくなります。
強い便秘薬も使い続ければまた効きが弱くなりますので、便秘薬で便秘を根本的に解決することはできません。

青汁での排便のメカニズム

一方、青汁での排便のメカニズムは便秘薬とは異なります。
よく、便秘解消には食物繊維を摂るといいと言われていますが、食物繊維には2種類あることをご存知でしたか?

一つは水溶性食物繊維で、きのこや海藻に多く含まれています。その名の通り水溶性食物繊維は水に溶けやすく、便をやわらかくする作用があります。
もう一つは不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は野菜に多く含まれており、便のかさを増し腸壁を刺激する作用があります。

どちらか一方をたくさん摂ればよいというわけではなく、この2つの食物繊維をバランスよく摂ることが便秘の解消には大切なのです。

青汁は、ケール、大麦若菜、桑の葉、明日葉などが主な成分です。
これらの成分には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

野菜が不足しがちで便秘になっている方は、青汁を飲むことで便のかさが増し、腸が刺激されて排便を促す効果が期待できそうです。

青汁での排便は、自然なお通じですので便秘薬のように効き目が弱くなることがないというメリットがあります。

青汁ですぐに便秘解消できる?

さきほど説明したように、便秘薬と青汁は排便を促す仕組みが異なります。
便秘薬は1回の服用ですぐに作用するものが多い一方、青汁には即効性がないというデメリットがあります。

青汁を1回飲んだからといってすぐに便秘が解消するものではないのです。
その代わりに、便秘薬ではできない根本的な便秘解消が期待できるメリットがあります。
青汁で便秘解消を目指すのなら、三日坊主ではなくある程度根気よく飲み続けることが必要になります。

青汁に副作用はない?青汁で下痢や便秘がひどくなるって本当?

便秘薬の副作用が心配だから青汁での便秘解消を検討しているという方が多いと思いますが、青汁に副作用はないのでしょうか。

青汁を飲むことで「下痢になった」「便秘がひどくなった」という情報もあり、便秘解消目的で青汁を飲むのをためらっていませんか?

青汁は薬ではありませんので、副作用というものはありません。
青汁を飲んで下痢やさらなる便秘に悩まされたという声が挙がるのは、おそらく摂取する食物繊維の量や偏りが原因だと考えられます。

水溶性食物繊維を多く摂り過ぎると、下痢になりやすくなります。また、不溶性食物繊維を摂り過ぎると便がかたくなり便秘がひどくなる場合があります。

二種類の食物繊維をバランスよく摂取してはじめて健康的に便秘が解消できるのです。
また、便秘を解消したいがために一日に何杯も青汁を飲むのは明らかに飲み過ぎです。
自分の適量を知るためにも、青汁で下痢や便秘がひどくなった方は少量からためしてみるのがよいでしょう。

青汁で便秘解消を目指すのに向いている人

青汁は自然なお通じ、便秘薬は強制的で不自然なお通じ、だから青汁は正義で便秘薬は悪者というイメージを持っている方もいらっしゃると思います。

しかし、人それぞれ体質や事情が違うので一概に青汁で便秘を解消したほうがいいということはできません。

では、青汁で便秘解消をするのに向いている人とはどのような人でしょうか。

・便秘薬を飲むほどでもない便秘気味の人
・便秘薬を飲むと副作用が出てしまうなど体質に合わない人
・便秘薬に強い抵抗感がある人
・根本的な便秘解消を目指したい人
・便秘薬が使えない人(小さな子どもや妊婦さんなど)

などです。

便秘薬を飲むのがどうしても嫌、体質的に便秘薬が合わないという方には時間はかかりますが青汁を試す価値があると思います。

また、比較的軽い便秘の方は、便秘薬を飲むことで便秘薬がどんどん効かなくなってしまい頑固な便秘に発展する可能性があるので青汁や運動など便通をよくしたほうがよいでしょう。

便秘になりがちな妊婦さんも、産婦人科で処方される便秘薬は安心して使えるものなので医師の指示があればきちんと服用すべきです。

しかし、強い便秘薬を使うことはできないので、病院で処方された便秘薬にプラスアルファで青汁を飲んで便を出しやすくするという飲み方もできます。

便秘薬で便秘解消を目指すのに向いている人

一方、青汁よりも便秘薬を使用したほうがよい場合もあります。

・医師からの指示がある人
・一時的にでもすぐにお通じが欲しい人
・青汁が体質に合わない人
・薬の飲み合わせで青汁が飲めない人

これらの人は、青汁よりも便秘薬で排便を促したほうがよいでしょう。
特に、医師からの指示がある場合や、何らかのアレルギーなどで青汁が体質的にどうしても合わない方が青汁に頼るのはよろしくありません。

青汁は薬ではないので副作用というものはありませんが、たまごや小麦が体質に合わない人がいるように青汁が体質に合わないという人もいます。

初めて青汁を飲む方や、青汁が自分の体にあっているかどうか心配な方はまずは少量から飲むようにしましょう。

また、ひとつの青汁が合わなかったから全ての青汁がダメというわけでもありません。
青汁はメーカーによって成分も異なるので、違うメーカーの違う成分を使用した青汁を一口から試してみるというのも手です。

結局、青汁と便秘薬どちらがいいの?

いかがでしょうか、青汁と便秘薬では排便のメカニズムに違いがあるということがおわかりいただけたでしょうか。

一時的にでもすぐにお通じが欲しい時は便秘薬に頼らざるを得ないこともあるかと思います。一方で、青汁に含まれる食物繊維が便秘の根本的な解消へと導いてくれるかもしれませんね。

青汁での排便はナチュラルなものだからよくて、便秘薬でのケミカルな排便はよくないという単純な考え方ではなく、自分の体質や状況、一時的なお通じが必要なのか、便秘の根本から解決したいのかなどをよく考えて便秘薬を飲むか、青汁を飲むか、はたまた両方を飲むのか選択できるといいですね。

便秘解消に青汁がいいのか便秘薬がいいのかは個人の体質や状況によってかわってきそうです。

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