中国茶王国彩香「苦くない青汁」レビュー

中国茶王国彩香「苦くない青汁」レビュー
「青汁って体に良さそうだけど苦くて飲みにくいんじゃないの?」
筆者も青汁を飲み始める前はそう思っていました。もちろん中には苦い青汁や飲みにくい青汁もあるにはありますが、苦くなくて飲みやすい青汁も最近は増えてきています。青汁はずっと続けるのが基本だから、やっぱり飲みにくいものでは困ってしまいますね。

そうした中、「苦くない青汁」というそのものズバリの名前をした青汁を見つけたので、すぐに試したくなってしまいました。中国茶王国彩香(シーアンドエー)のオリジナル商品です。

中国茶王国彩香「苦くない青汁」の原材料

「苦くない青汁」は大麦若葉100%。その他のものは入っていません。
シンプルで余計なものが入っていないこと自体はいいのですが、この青汁にはちょっと気になる点があります。

それは中国産の大麦若葉を使用しているということ。

中国産といえばコストを下げるために使用する場合がほとんどですが、このショップの場合はそもそも中国茶を専門で取り扱うお店。なので、中国産であるのは当然のことなのです。

中国産の原材料を使用している商品は、とかく産地を隠したりしがちです。でも、この「苦くない青汁」の場合にはあえての中国産なんですね。しっかり「産地:中国雲南省」との記載があります。

中国産の素材の一番の問題はやはり安全性です。その心配を払拭できるよう、日本国内の食品安全評価センターにて186項目にわたる残留農薬の検査を受け、全項目で農薬は検出されなかったとのこと。販売サイトにも5通の分析結果証明書が開示されているので、検査結果について気になる方はぜひチェックしてみてください。

大麦若葉は部位を限定して使用

最近の青汁はケールに代わって大麦若葉が使用されることが多くなりました。その理由は味。
ケールって苦味があるし、青臭い独特の風味をしています。この風味を敬遠する人が多いことで「青汁はまずい」とのイメージが広がってしまったんですね。
でも大麦若葉はちょっと香ばしくて、逆に甘味があります。大麦若葉の青汁ならそれだけでケールの青汁よりかなり飲みやすいと想像できます。

でもこの「苦くない青汁」、単に大麦若葉を使っているから苦くないというのとはちょっと違うようです。

青汁に使用される大麦若葉の全長はだいたい40cm程度。そしてその中でも根元の10cmと葉の先端の10cmを除いた「真ん中の20cm」の部分が最も苦味のない部位なんだそうです。「苦くない青汁」はその20cm分だけを原料にしているので、より苦くない青汁に仕上がっているとのこと。

一般的な大麦若葉の青汁とどのくらい味が違っているんでしょうか。実際に飲んでみるのが楽しみになってきました。

苦くない青汁の口コミを調べてみました

プラス評価の口コミ

・価格が安く飲みやすいです。変に甘い味をつけていないのでかえって飲みやすいです。
・抹茶のような口当たり。青汁とは思えないくらいおいしいです。
・名前の通り苦くない青汁ですね。まるで抹茶のようです。
・牛乳に溶かすとおいしく飲めます。
・青汁の中ではコスパのいい商品のひとつです。

マイナス評価の口コミ

・原材料が中国産というのはやっぱり心配。
・若干ザラザラして粉っぽいです。
・匂いがどうしても気になって飲むのをやめてしまいました。

お値段と味を評価する声が多かったのですが、やはり中国産であるのがマイナスイメージになってしまうのは否めない模様。溶けやすさについての口コミは見つけられなかったものの、粉っぽいとの声もちょっと気になりました。

これらの口コミは果たして本当なのでしょうか?
苦いものが心底苦手な筆者が実際に飲んで、厳しい目でチェックしてみたいと思います!

苦くない青汁の口コミは本当?いざ検証!

注文して3日で到着しました。
送料無料となるメール便だったため、厚紙でできた封筒での配送でした。
苦くない青汁が到着

余談になりますが、封筒表面に「玄関前放置厳禁」と書いてあるのにも関わらず、しっかり玄関前に放置されていました。ビニールにくるまれてはいたものの、玄関横には大きめのポストがあるし在宅していたのに……。
メール便はこういうことがまれに起こり得ますね。とはいえ、これは中国茶王国彩香さんのせいではありません。商品自体は無事だったので良かったです。

中身は伝票のほか、商品と手書きのチラシが入っていました。
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アルミパックの表側はとてもシンプルなデザイン。200g入っているので意外とずっしりしています。
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裏面はもっとシンプルでした。袋の上部はチャック式になっていて保存がきくようになっています。
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青汁はこのような形で入っています。
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お皿に出してみたところです。とても細かいパウダー状になっています。口コミにあった「匂い」は特に気になりませんでした。
苦くない青汁の粉末

苦くない青汁を水に溶かして

では基本の作り方に則って、小さじ1杯を150mlの水に溶かしていただきます。
……と思ったのですが、袋を見てみると、「小さじ2杯を150mlの水に」とあります。
迷いましたが、水の量が150mlと多めなので2杯を溶かしてみました。

苦くない青汁を水に溶かして
水に溶けにくくはないのですが、完全に溶け切るという感じでもなく、やや沈殿が見られました。が、ダマになるといったことはありません。

飲んでみると、口当たりが粉っぽくざらつきがあります。
そして、確かに苦くはないのですが、大麦若葉独特の香ばしさもあまり感じないような……? どちらかと言うと明日葉から苦味を抜いたような風味です。苦味というのは香ばしさのことだったんでしょうか。だとしたら非常にもったいないですね。あの香ばしさこそが大麦若葉の特徴で、おいしさでもあるのに。

味は非常に淡白で、青臭さやクセのない青汁です。販売サイトには小さじ1杯とあるところを今回は2杯入れていますし、実際に濃度が薄いわけではないのにもかかわらず、非常に薄味に感じました。

苦くない青汁を牛乳に溶かして

今度はさきほどと同じように小さじ2杯を、手持ちのシェイカーを使って溶かしてみました。

苦くない青汁を牛乳に溶かして

青汁自体にクセがないからでしょうか。とても飲みやすい味ですね。
甘味はついていませんが、牛乳の甘味でちょうど良く、十分おいしくいただけます。
しかしここでも気になるのが粉っぽさです。味そのものは悪くないのだし、もう少し口当たりが良ければいいのに。とても惜しいです。

苦くない青汁の成分

使用されている原材料は大麦若葉のみ。詳しい成分表示については記載がありませんでした。
苦くない青汁の成分

苦くない青汁に期待できる効果

大麦若葉100%なので、大麦若葉の効能がそのまま期待できることになりますね。
特にβ-カロテンやビタミンE、ビタミンK、葉酸、鉄、カルシウム、ルテインが豊富で、大麦若葉の特徴的な酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)が含まれているので、飲み続けることで主に次のような作用があると考えられます。

・便秘解消
・デトックス
・ダイエット
・アンチエイジング
・貧血の改善・予防
・食後の血糖値の急激な上昇の抑制
・コレステロール値の改善
・高血圧、動脈硬化の予防
・貧血の改善と予防
・骨粗しょう症の予防
・眼精疲労の改善
・癌の予防

苦くない青汁を他の青汁と比較してみました

大麦若葉のみをメイン材料としている青汁を集め、「苦くない青汁」と各方面から比べてみることにします。今回ピックアップしたのは日本薬品開発の「バーリィグリーン」とヤクルトの「カラダ計画 大麦若葉」です。

原材料で比較

<苦くない青汁>
大麦若葉(中国産)

<バーリィグリーン>
大麦若葉(国産・無農薬)にデキストリン(食物繊維)をプラス

<カラダ計画 大麦若葉>
大麦若葉(国産・無農薬)に難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)をプラス

3つとも原材料はとてもシンプルな青汁です。大きな違いはやはり産地と農薬を使用しているか否か。苦くない青汁は残留農薬の検査データが公開されているとはいえ、気にする方にとっては大きな分岐点になりそうです。

味で比較

メイン素材としては大麦若葉しか使用されていない3つの商品なのですが、その味は意外なほど違っていました。

この中で最も大麦若葉らしさを感じたのはカラダ計画 大麦若葉でしょうか。といっても最近よくある薄味の青汁というよりはしっかり濃さのある重めの青汁で飲みごたえがあります。

バーリィグリーンは1969年から販売されている大麦若葉青汁の元祖。製薬会社の青汁だけあって製造工程に工夫のある本格派ですが、やや野菜臭さを感じます。

これらに対して味はかなり薄めの「苦くない青汁」。飲みやすさはほぼ横並びですが、個人的な好みで言えば、

カラダ計画 大麦若葉>苦くない青汁>バーリィグリーン

の順ではないかなと思いました。

価格で比較

1日あたりのコストがいくらかかるのかを計算してみました。苦くない青汁とバーリィグリーンは1日1杯、カラダ計画大麦若葉はメーカーの勧める量によって1日2杯飲むことを想定して数字を出しています。価格はいずれも税抜き、送料は含めていません。(苦くない青汁については1杯につき小さじ1杯で計算しました。今回試飲したように2杯で作る場合にはコストは倍になります。)

苦くない青汁 16.8円
バーリィグリーン 252円
カラダ計画 大麦若葉 100円(1杯50円)

苦くない青汁は、これはもう驚きの安さと言っていい価格でしょう。これまでいろいろな青汁を購入して試してきましたが、ここまでの低価格は初めて。2倍の量を使っても非常に安いです。カラダ計画大麦若葉も購入しやすいお値段設定ですが、苦くない青汁と比べればどうしても見劣りしてしまいます。

バーリィグリーンは苦くない青汁の真逆を行く高額ですが、材料が厳選されていること、加熱による栄養成分の破壊を抑えるための特殊製法が採られていることを考えると、ある程度仕方のない価格なのかもしれません。

おわりに

中国製であることや個別包装になっていないことなど、低価格になるのには理由がある「苦くない青汁」。特に産地にはこだわらない、大袋入りでも構わないという方にとっては非常にコストパフォーマンスの高い商品です。

一般的に大麦若葉の青汁には飲みやすいものが多いのですが、それでも苦手、できるだけ淡白な味のものを探しているという方におすすめです。しかし逆に大麦若葉の味が好きという方にはちょっと物足らないと感じられる青汁かもしれません。

中河環

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