白髪予防と青汁の関係

白髪予防と青汁の関係
加齢の象徴として見られることの多い白髪ですが、必ずしも年齢が原因となって白髪ができるわけではありません。場合によっては20代からすでに白髪に悩まされる方もいらっしゃいます。

白髪が増えると一気に老けた印象になってしまいます。染めれば染めるほど頭皮が傷み、さらなる白髪を招きかねないため、その悩みは深刻なものになりがちです。

この悩みが青汁によって予防、または改善できる可能性はあるのでしょうか?
ここでは特に青汁に含まれる各栄養素が白髪に対してどう働きかけていくのかをご紹介することにしましょう。

白髪の原因

白髪の原因は現状では完全に解明されているわけではありません。しかしこれまでの研究により、一見頭髪とは無関係に思える病気が白髪の原因を作っていたり、栄養の不足やストレスなどが頭髪に与える影響は少なくないことがわかってきました。

現状で白髪の原因として次のような事柄が考えられています。

1.加齢

白髪というと黒い髪が白くなるようにイメージされてしまいますが、実はこれは逆。もともとの髪の毛は白く、これに黒い色素が入るから黒髪になるのです。この黒い色素を作る器官をメラノサイトと呼んでいます。

ところが、年齢を重ねることでメラノサイトの働きが衰えるとメラニン色素が作られなくなり、髪に色が入らなくなってしまいます。これが白髪です。

年齢によって白髪が増えるのは自然の摂理なので、これを100%避けるのは青汁ならずとも不可能だと言わざるを得ません。しかし白髪が増える時期を遅らせたり、白髪になるスピードを抑えたりすることは可能ではないかと見られています。

2.遺伝

一般的に白髪が増える年代よりも早い時期、20代、30代から白髪になるケースの多くは遺伝が要因だと考えられます。これがメラノサイトの活動の衰えによるものなのか、それとも髪の毛が着色するまでの過程に問題があるのかは、現状では明らかになっていません。

この遺伝が体質的なものである場合には改善は難しいのですが、共通の環境がなすものであれば改善の可能性が高いと言えます。

3.病気

貧血や甲状腺の疾患、成長ホルモンの不足などにより白髪になることがあります。またこれらの病気ではなくても、何らかの形で血行不良があったりホルモンバランスが乱れることで、それが白髪となって現れるケースがあります。

この場合には病気が治癒することで白髪も改善されることが考えられます。該当する病気を治療すると同時に生活習慣の改善が功を奏すことも多く、青汁を飲む効果は大いに期待できます。

4.栄養不足

極端な偏食や過度なダイエットが原因で白髪になることがあります。このケースでは食生活の見直しが白髪の改善につながります。足らない栄養を補給して栄養バランスを整えるのに、青汁は大いに助けとなることでしょう。

5.間違ったヘアケア、パーマ、ヘアカラー、白髪染め

ヘアケアのしすぎやしなさすぎ、頭皮に合わないヘアケア製品の使用、パーマ、ヘアカラー、白髪染めはいずれも頭皮に負担をかけ、毛根を傷める原因となります。

白髪が増えてくるとつい白髪染めを使いたくなってしまいますが、白髪染めを使うことで白髪が増えてしまったのでは本末転倒です。できれば専門のサロンで白髪を染めてもらうか、ヘナを使うなどできるだけ頭皮に負担がかからないカラーリング方法を取るようにしましょう。

6.不規則な生活

毎日の行動がそのまま白髪の原因になってしまっているケースもあります。例えば喫煙。タバコは頭皮の血行を悪くするため、白髪を増やす直接的な原因を作ってしまいます。

また、不規則な生活リズムも白髪を増やす引き金となります。特に問題になってくるのは夜遅くまで起きていて睡眠が十分に取れていないケース。睡眠は成長ホルモンの分泌にも大きく関わっているので、できるだけ毎日一定の時間に休み、なおかつ十分な睡眠を取れるように心がけましょう。

眠りたいのに眠れない不眠症のかたにはそれを改善するのはなかなか難しい問題ですが、運動をしたり入浴のタイミングを調整するなどして、できるだけ睡眠の質が良くなるように工夫してみてください。

7.ストレス

「酷いストレスによって一晩で白髪になってしまった」という話を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。実際に一晩ですべての髪が真っ白に変わってしまうことはないのでしょうが、それでもストレスが頭髪に多大な影響を与えることは間違いありません。

極力ストレスを溜めないで済むよう、うまくストレスを逃がす自分なりの方法をぜひ見つけてみてください。

白髪予防に効果を発揮する成分は?

不足が白髪に直結する成分

・チロシン
・ヨウ素
・カルシウム

この3つは髪の毛の色素を作る材料となるため、不足することなく摂取したい成分です。
チロシンを多く含む代表的な食材はチーズをはじめとした乳製品、大豆、アーモンドなど。青汁の材料では、それほど多くはありませんがブロッコリー、ほうれん草に含まれています。

ヨウ素を多く摂れる食材は魚介類や海藻類。青汁の材料ではこちらもそれほど多くはありませんが、モロヘイヤ、ほうれん草に含まれています。

カルシウムは乳製品や小魚などに多く含まれているのはよく知られている通りですが、青汁の代表的な材料ケールやモロヘイヤ、小松菜などからも摂ることができます。

色素を作るチロシン合成に関わる成分

・フェニルアラニン
・銅(チロシンの合成)

青汁からチロシンそのものを大量摂取できるわけではありませんが、チロシンの材料となるフェニルアラニンと銅を摂取することができます。

フェニルアラニンは必須アミノ酸の一種で、一般的に肉や魚豆類、大豆に多く含まれる成分です。青汁の材料となる野菜ではブロッコリー、ほうれん草、小松菜から摂ることができます。

銅はレバーや魚介類、ナッツ類から多く摂取できるミネラルです。青汁から摂るなら明日葉が含まれたものを選びましょう。なお、銅には髪の健康を守るだけでなく、貧血を防止する働きもあります。

血行を良くするための成分

・ビタミンE
・ビタミンA

血流を改善する代表的な成分ビタミンEと、高い抗酸化作用で血液をさらさらにするビタミンAはどちらも白髪予防のためには不足させたくない成分です。

ビタミンEもAも青汁からたっぷり摂取することができます。ケール、大麦若葉、明日葉などどの材料がベースのものでもOKです。

ホルモンバランスを整える

・亜鉛

亜鉛はわたしたちの健康維持に多角的に関わっているミネラルです。ホルモンバランスの正常化にも美しく元気な髪の維持にも欠かすことはできません。しかしミネラルの中で亜鉛は特に不足しがち。ぜひ意識して摂取するようにしましょう。

青汁の原材料では大麦若葉と明日葉に亜鉛が多く含まれています。

貧血を防止・改善するための成分

・ビタミンB12
・ビタミンC
・葉酸(ビタミンB9)
・鉄
・銅
・クロロフィル(葉緑素)

貧血が白髪の原因であると考えられる場合には、ぜひ上記の栄養素が不足しないように気をつけましょう。

これらの栄養素を全てカバーしているのは大麦若葉ですが、ビタミンCは少なめです。
ビタミンCをしっかり摂りたいなら断然ケールを勧めますが、ケールにはビタミンB12が含まれていないので、他のもので補うことが必要になります。

明日葉やモロヘイヤはミネラルが豊富。ビタミンCはケールに劣りますが、こちらもビタミンB12以外は満遍なく栄養を摂取することができます。

睡眠リズムを改善する成分

・メラトニン
・トリプトファン
・ビタミンB12

メラトニンは体内時計を正し、睡眠リズムを改善する代表的な神経ホルモンです。このホルモンの原材料となるのがトリプトファンというアミノ酸。この2つの成分はいずれもケールに含まれています。

ビタミンB12にも睡眠障害を改善する働きがあります。こちらは大麦若葉にしか含まれていません。

ストレスに対抗する成分

・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンC

カルシウムとマグネシウムはセットで働く栄養素です。これらは骨を強くする働きがよく知られていますが、抗ストレス、精神安定にも欠かすことはできません。

ストレスを感じるとビタミンCが大量に消費されてしまいます。ビタミンCは体内に溜めておくことができませんので、ぜひこまめに摂取するようにしましょう。
これらの栄養素はいずれもケールからしっかり摂ることができます。

青汁と白髪予防「まとめ」

青汁の中の、白髪に働きかける成分をご紹介しました。現在流通している青汁はケールや大麦若葉をベースにしたものが多く、次いで明日葉の青汁が人気を博しているようです。が、それぞれに特徴があり、白髪のためにどれを選んだらいいのかは迷うところです。目安として、栄養不足が気になるなら大麦若葉の青汁を、ストレスや生活習慣が気になるならケールの青汁から始めてみるといいでしょう。

とはいえ、青汁に含まれる成分は白髪の原因の一部に働きかけるものにすぎず、青汁を飲んだからといって必ず白髪が改善されるわけではありません。

ただ、普段の食卓ではなかなか摂りにくい微量ミネラルなども摂れるのが青汁のいいところです。白髪対策のサポートとして、ぜひ気軽な気持ちで青汁を習慣化してみてください。

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