青汁の原料「熊笹」効果・効能

青汁の原料「熊笹」効果・効能
青汁の原料として使われることのある熊笹は、日本では以前より怪我や病気を治す薬草として広く用いられてきた植物です。青汁だけでなく、熊笹のお茶は高血圧や糖尿病などに効果を発揮する健康茶として人気を博していますね。この熊笹、果たしてどんな特徴を持ち、どのような効果・効能が期待できるのでしょうか。

日本で古くから愛されてきた熊笹

厳しい冬の寒さにも枯れることなく100年間も生き続けるという熊笹は、強い生命力が魅力の植物です。

熊笹の名前の由来は葉に白い”隈”取りがあること。熊が食べる笹だから熊笹と呼ばれるようになったという俗説もありますが、隈笹、クマザサが転じて熊笹の表記が用いられるようになり、実は誤用であったとする説が有力です。なお、漢方では淡竹葉(タンチクヨウ)という生薬名で呼ばれています。

熊笹は繊維質が非常に多く硬いため、直接食べるのには向いていません。それでもチマキやおにぎりを包んだり、寿司を盛ったりなどといった生活に密着した形でよく使用されていた理由は、そのすぐれた抗菌作用や殺菌効果、防腐作用にあります。

こうして長きにわたって活用されてきたのは、まさに先人たちの経験から来た生活の知恵だと言えるでしょう。

健康茶やサプリメントとして利用されるのは、ほとんどが乾燥した葉を煎じたもの。葉のエキスは火傷や切り傷、虫刺されの際の塗り薬として使用されていますし、歯磨きにも熊笹のエキスが配合されたものが登場しています。

<熊笹を原料としたお勧めの青汁>

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熊笹に含まれている栄養成分は?

熊笹にはビタミンC、ビタミンB1、B2、ビタミンK、カルシウム、鉄、クロロフィル(葉緑素)、バンフォリン、リグニン、アラビノキシラン、フラボノイド、安息香酸、食物繊維などが豊富に含まれています。この中で熊笹に特徴的な効能をもたらしている成分としてクロロフィル、多糖類のバンフォリン、リグニン、アラビノキシランの4つを挙げることができます。

クロロフィルはあらゆる生活習慣病の予防や血液の質の改善など、非常に幅広い働きを持つ成分です。特に浄化作用にはすぐれたものがあり、細胞の老化や変質、体内への老廃物の蓄積を防ぎます。

バンフォリンは免疫力をアップさせる効果や抗菌作用、防腐作用を持つ多糖類です。細胞の修復や粘膜の保護作用、コレステロールの排出作用などを持っています。最近の研究により制癌作用や抗癌作用があることがわかり、注目されています。

リグニンは根菜類に多く含まれる食物繊維の一種です。一般的によく知られる便秘解消作用のほか、免疫力を向上させる働きやコレステロールを排出させる働きがあります。また、こちらも癌に働きかける作用があるとして研究が進められています。

アラビノキシランはイネ科の植物に含まれる抗酸化成分。免疫力を高める働きにすぐれ、こちらも癌への作用が認められるということで、近い将来の実用化が期待されています。

熊笹にはどんな効果が期待できる?

熊笹には非常に多くの効果・効能があると言われています。代表例として次のようなものが挙げられます。

便秘の解消

腸内をきれいに掃除し、スムーズな便通へと導く食物繊維。熊笹の葉の硬さからも分かる通り、熊笹には食物繊維が豊富に含まれています。その量はさつまいもやごぼうを遙かにしのぎ、熊笹を配合した便秘解消サプリもあるほどです。普段から野菜不足が原因で便秘を起こしている方にはテキメンの効果が期待できそうです。

胃潰瘍や胃炎、十二指腸潰瘍の改善

殺菌作用や解毒作用にすぐれる熊笹には、胃の粘膜を守り、胃腸の中で細菌が繁殖するのを防ぐ働きがあります。特に胃癌や胃潰瘍などの原因になると言われるピロリ菌を死滅させる作用が確認されたのは注目すべき点で、慢性的な胃痛があるケースの改善が期待できます。

ちなみに熊は、熊笹を食べてから冬眠に臨みます。熊は冬眠中に排便しないため、その間は毒素を排出することができません。熊笹の成分によって胃腸が守られるのを、熊は本能的に知っているのでしょうね。

コレステロール値の正常化と動脈硬化の予防

熊笹に含まれている食物繊維やバンフォリン、ポリフェノールの一種フラボノイド、クロロフィル(葉緑素)には体内の余分な脂質を吸着して体外に排出しやすくする働きがあります。これにより悪玉コレステロール値が低下し、血管内の血栓の生成や動脈硬化の予防が期待できます。

血圧上昇の抑制

クロロフィルには脂質以外にも体内に入り込んだダイオキシンやカドミウム、鉛などといった有害物質を吸着して血液をさらさらにする働きがあります。

血糖値の急激な上昇の抑制とダイエット効果

バンフォリンには細胞を活性化させ膵臓の働きをサポートする作用があります。これにより血糖値の急激な上昇が抑えられ、同時に太りにくく痩せやすい体を作ります。

貧血改善

熊笹には直接的に貧血を改善する鉄分、血液の生成や酸素の循環を助けるクロロフィルが豊富に含まれています。さらには鉄分の体内への吸収を助けるビタミンCも含まれていることから、効率的な貧血改善が期待できます。

骨の強化、骨粗しょう症の予防

熊笹には骨や歯の材料となるカルシウムと同時に、カルシウムの吸着を助けるビタミンKも豊富に含まれています。カルシウムの吸着力は年齢を重ねるごとに弱まる傾向にあるため、特に中高年以降の骨粗しょう症の予防に効果を発揮します。

免疫力、抗アレルギー力の強化

高い抗酸化力を誇るビタミンCやクロロフィルのほか、熊笹特有の多糖類バンフォリンの働きにより、免疫力のアップやアレルギーの緩和が期待できます。風邪や口内炎対策にはもちろんのこと、アレルギー性皮膚炎や花粉症、喘息などの症状緩和にも働きかけます。

癌予防、抗癌作用

熊笹の特徴的な成分であるバンフォリン、リグニン、アラビノキシランなどには癌細胞の活動を抑制し、増殖を抑える作用があるとの論文が多数発表されています。

現在のところ癌に対する効果のメカニズムなどはわかっていませんが、癌への働きを示唆する研究結果はかなりの数に上っています。アラビノキシランに関しては癌治療に際する副作用の軽減効果も認められ、実用化が進められています。

消臭

クロロフィルのすぐれた働きにより、口臭や体臭を消すことができます。またバンフォリンの持つ免疫力向上作用や粘膜修復作用によって歯周病が予防され、口臭を改善することができます。

美肌・アンチエイジング

ビタミンCやクロロフィル、フラボノイドなどの抗酸化成分を多く含む熊笹には、肌の老化やトラブルを防止する働きが期待できます。アクネ菌の活動を抑える働きがあることから、ニキビ肌の改善にも効果的です。

このように実に幅広い作用を持つ熊笹。昔から薬代わりに使用されていたというのも頷けますね。

熊笹の注意点は?

様々な形で利用されてきた熊笹ではありますが、薬ではありません。重大な副作用の心配はない反面、作用も穏やかです。現在病気治療中の方はあくまでもそちらを優先し、医師の指導のもとで熊笹の青汁を飲むようにしましょう。自己判断は禁物です。

熊笹を摂るのに特に注意が必要なのは、ワーファリンなど血栓を予防する薬をお飲みの方。熊笹にはビタミンKが多く含まれているため、薬の効果が相殺されてしまう恐れがあります。必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談するようにして下さい。

なお、熊笹はイネ科ササ属に分類されます。そのため、コメに対してアレルギーをお持ちの方も、摂取に際して十分注意する必要があります。

熊笹の青汁の特徴は?

苦味やクセがなく、非常に飲みやすいのが熊笹を配合した青汁の特徴です。お茶として飲まれることから想像できる通り、味わいは非常に爽やかで、さっぱりとした口当たりの良さが魅力です。

青臭さがないため、ケールの青汁が苦手な方は特にお勧め。現在大麦若葉や明日葉の青汁をお飲みの方も、効能豊かな熊笹配合の青汁をぜひお試しになってみてください。

<熊笹を原料としたお勧めの青汁>

☆世田谷自然食品「乳酸菌の入った青汁」
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